ごきげんよう、よままちゃんです。

 

絶賛イヤイヤ期通過中のわが息子、

誰の血なのか髪の毛がライトめで、

2歳を目前に、髪にお金をかけたことのない親孝行エコボーイでした。

 

そんな息子も、ついぞ伸ばしっぱなしの無造作ヘアーとは言えない造形を作り出すようになり、満を辞して散髪を予約しました。

 

色々とリサーチして向かったのは最寄り駅前のアットホームな美容院。

なんとお椅子のひとつが車仕様なのです!!!

ブーブーには目がないわが息子にはもってこいの、全私が泣いた理想のお店です。

そしてなによりカット料金が1500円と格安!

わが息子の控え目な毛量のカット料金としても大満足すぎる価格。

 

お店に到着すると、初めての空間に少し緊張気味の息子。

明るくフレンドリーな美容師のお姉さんが迎え入れてくれました。

早速ブーブーのお椅子に座ってカットスタート!

ハンドルを握るわが息子の眼前のドレッサーには、

Youtubeエンドレス再生のタブレットも完備。

楽園ですか?ここは?

 

緊張も少しほぐれ、何より大好きなブーブーに突然乗っているこの状況。

喜びと困惑がわが息子から見て取れます。

ちょきちょきとカットが始まると、ハンドルを握る手に少しりきみが?

耳の後ろ当たりにハサミが来ると、

目だけをそちらの方に向け、もう黒目が裏側に行ってしまうのではないかと

心配になるほどの視線は、映画シャイニングのジェックニコルソンを彷彿とさせます。

(いまいち想像できない方、ぜひ画像検索なさってみて下さい。)

 

これまで一度も髪の毛に手を付けたことのないわが息子。

一番の課題は前髪で、すべて均等に伸びたわけではなく、

なぜか両方の黒目の上あたりの毛だけが長く伸びてきており、

まるで触角のようでした。

大方のカットを終え、禁断の前髪へ。

「触覚スタイルなのですが、どうすればいいでしょうか・・・」

おそるおそる聞くと、「切っちゃっていいと思います!」と明るく美容師さん。

この一言で勇気が出ました。

一思いに行ってもらうとあら不思議、超オン眉パッツン天使息子の爆誕です。

 

最後に掃除機で切った毛を吸い取って終わりなのですが、

掃除機が大の苦手なわが息子。

何とか保ってきた緊張の糸が切れ、

「おわい!おわい!(こわい)」と立ち上がってしまいました。

私が手を伸ばすとギュッと握ってその場で立ち尽くす息子。

おわいけど、ここを耐え抜かなければいけないと、

子供ながらに感じて恐怖心と闘っているようでした。

申し訳ないが母はその時、

恐怖に耐えながらブーブーの上で立ち尽くす超オン眉パッツン天使を、

その姿が可愛すぎるあまり感情が爆発してただただ君を凝視していました。

 

とても素敵な初散髪の思い出となりました。

帰宅後、髪型が整った息子を見てふと、

(なんだか渋沢栄一ににているな・・・?)

と思ったのはまた別のお話。

 

本日もお読みくださりありがとうございました。

 

(カバー画像は、AIに「車に乗った子供 散髪」と指示して生成してみたものです。何より、美容師さん?の腕が長すぎるのが一番気になります。)