集英社 ROADSHOW 編集長 藤井 眞也 のコトバより抜粋。
2007年の。
やっぱり好きで大切なものが、
あたしにとってなんなのか。
そんなことを昨日関西トモダチと話してたからか、
2年前ぐらいに読んだこの文章に再会して、
いろいろ思い出せました。
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ある人が、こんなことを言っていました。
音楽、映画、雑誌、本…さまざまなエンタテイメントがあるけれど、
人が生きていく上では、どれも絶対に必要なものではない。
でも、それを知っていれば、人生は確実に、豊かで面白いものになる、と。
ずっと、雑誌をつくる仕事をしています。
まさに、人の人生を、その瞬間だけでも面白くするのが雑誌。
読者が何を見たいのか、読みたいのかを日々懸命に考えてつくります。
だからある意味、この仕事はサービス業のようなもの、かもしれません。
インターネットの普及で、情報は、とても入手しやすくなりました。
双方向のコミュニケーションも、ずっと容易になりました。
しかし、人の記憶に長く残っていくのは、アナログでリアルな感動。
雑誌の中の一枚の写真や、一つの文章が、まだまだ力を持っています。
僕も、出会った方からすごく昔の記事がよかったという話をうかがって、
それが自分の担当した記事だったりした経験が、何度もあります。
伝えたい「思い」が込められたものは、情報以上の存在に変わるのです。
送り手である編集者と、受け手である読者。
その間には、距離と時間が存在しています。
でも、それぞれの記事は、その隔たりを越えて、読者に届きます。
僕も、できるだけ機会を見つけて、たくさんの読者の方と話しますが、
「今月号買いました!」そう言っていただけるのが、無上の喜び。
それを糧に、僕の「思い」を一枚の写真、一つの言葉に込めて、
一人でも多くの人の人生が豊かで面白いものになるよう、これからも雑誌をつくっていきます。
雑誌がつなぐコミュニケーション。
どんなに離れていても、ちゃんとつながっていくから、面白いのです。
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【プロフィール】編集者。「non・no」「COSMOPOLITAN」など女性雑誌を経て現在、映画雑誌「ROADSHOW」編集長。


この写真は、築地のほうです~きれい