山盛りの荷物達
唇を震わせて
後ろから背中を叩きながらこう言った
「腹ぁ括れ」
いろんなものが流れ込んできて
その場に泣き崩れたかったが
そんなにムシのいい真似はできなかった。
…いや…悪いのは自分なんです。
………どこが?
ねえ…ハル?
あなたはどうして
そんなに自分を譲るの?
たしかに、それが、あなたの長所でもあるのだろうけれど…
あなただけのあなただと思わないでくれない?
あなたが傷付けられたり、踏みにじられたりしたら、私は、あなた以上に怒る自信がある。
私は、ハルよりハルを好きだから。
私の為だなんて思ってもらうのは、本当は不本意だけど…貸してあげるよ主体性。
私の為に自分を大事にして。
そして、いつか…できることなら、自分の為に自分を大事にしてあげて。
お願い…生きて…