新たな幕開け!500名 | 相続書士® 青木克博

相続書士® 青木克博

福井県内唯一の相続専門事務所

来たる2月24日(日)
在宅医療に関する県民公開講座が
フェニックスプラザで開催されます。
「死は終わりでなはなくてはじまり!~理解しておきたいポイント~」
と題しましてパネルディスカッションを行います。
 
↓これです

実は、昨夜、パネラーの医師の先生方と

打ち合わせがあったのですが、

「実に面白い!」

本番のディスカッションは時間全然足りない、

なんとか時間延ばせないか!

というような盛り上がり。。。。

 

医師(救急救命、在宅など)数名と、

終活カウンセラーと相続専門行政書士が

一同に会して多角度から終活を議論するわけです。

 

延命治療というワードだけでも、議論が尽きない。

当然ではありますが、

私たちの相続や終活で登場する延命というワードと、

医療の現場での、正に生死の堺にある延命では

その認識というか領域が違っています。

 

医学的に深く掘り下げればきりがないのでしょうが、

一般の人は、深い知識を持たないまま、

延命というワードを認識したつもりで、

延命治療の拒絶を意思表示していた場合、

医学の立場として、本当に延命を拒絶したと判断していいものか

ということにもなる。

 

医療の現場でも、

延命治療を望むか望まないのか、

その意思表示があると非常に助かる反面、

エンディングノートに書いてある延命治療は望みませんは、

どの程度の理解度をもって書き込んであるのかが心配される部分もある。

 

一般的な感覚で延命は拒否するとしたとしても、

専門医としては、本当に延命の拒絶がどういうことで、

そもそもどのあたりからが延命か、

これは医師によっても違っていて、非常に判断が難しい。

かといって、

せっかく意思表示をしたにも関わらず、

あまり医学的にとらえすぎては、

手軽に書けて思いを残すエンディングノートの意義が薄れる。

 

医療の現場でACPが取り入れられ、

ようやく、

医療・介護・福祉・終活・相続がつながりました。

 

これまで隔たりのあった分野が、

これからどう連携されていくのか、

自然的につながるわけでなく、

私たちがつなげていくのです。

 

医療~相続のつながりは

私が相続を始めた当初からの念願でもあります。

 

新たな幕開けです。

 

その第1歩である県民公開講座が

定員500名を打ち出して開催されます。

 

皆様のお越しをお待ちしています。

 

 

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