仲良し親子だけど・・・ | 相続書士® 青木克博

相続書士® 青木克博

福井県内唯一の相続専門事務所

今日の相談は、

 

亡くなったご主人の不動産の名義をどうするか?

 

相続人は妻(80くらい)と嫁いだ娘が2人

 

妻(80くらい)はひとり暮らし。

 

娘さんからすると、お母さん名義でいいよ

 

と思っているのですが、

 

お母さんとすると、

 

私は、いつお迎えがくるかわからんから、

 

娘の名前にしたらいいと思ってる と 。

 

娘にしたら、

 

私たち嫁いでるし、この家は、もらう訳にはいかん。

 

とは言え、

 

お母さんの言うこともわかる。

 

でも、もしお母さんの名義にしたら、

 

お母さん認知症とかになって、

 

施設に入るとなったら、

 

この家、売ることもできん。

 

ま、

 

そもそも 売れんしね。

 

という会話が永遠続く。

 

 

非常に、あるある な問題。

 

おそらく、こういう時、

 

もう一つの選択肢として、

 

このまま、ほっとこか。

 

というのも あり得る。

 

 

今回は、とりあえず、

その選択肢を選ぶことにして、

 

もうすこし、じっくり、

3人+娘の旦那さんや家族も含め、

今後の在り方について話あってもらうことに。

 

相続は、

名義変更という

単純なものではなく

いろんな問題がからみついてくるものです。

 

仲良し親子でも、

簡単に遺産分けが決まるわけではありません。

 

 

青木