
金沢国税局によると、
2015年に福井県では8,971人が亡くなり、
そのうち相続税の課税対象となる財産を残した人は、
前年比の89.3%増の619人で、
亡くなった人全体に占める課税割合は、3.2ポイント増の
6.9%に拡大したそうです。
(今朝の福井新聞朝刊より)
だいたい100人亡くなると、7人くらいの計算でしょうか。
みなさんは、
この数字をみてどのようにとらえるますか?
10人に1人もいないので、増税といっても、
まだまだ自分たちは関係ない
と考えるか、
いやいや、
相続税も身近な問題として捉えていかないといけない
と考えるか。
10人に1人。
これ、
死亡人口すべてのうち ですから、
言い方が悪いかもしれませんが、
債務超過で借金まみれのひとや、
もともと不動産などを所有していない女性の方や、
若くして亡くなった若年の方など、
すべての死亡人口に占める割合という話です。
普通に財産を保有している人たちの10人に1人ではないのです。
基礎控除(3000万+600万×相続人数)が引き下げられて、
兄弟の数も昔と比べて少なかったりして、
普通並みに所得があって、不動産を保有していれば、
相続税対象者となってしまう可能性は十分にあります。
相続税は、少し前のように富裕層の問題でなく、
完全に一般家庭の問題になっています。
CMなどで信託銀行などが相続対策を促しても、
遠い世界の話のように、聞く耳を持ってない方が多すぎます。
対策、対策といわれると耳が痛いかもしれませんが、
未だに、ノーマーク、ノープランのご家庭が大多数を占めています。
そろそろ、相続対策(税金対策と争い対策も含め)が、
当たり前の世の中になっていかないと、
一般家庭においての、
資産管理、資産運用のレベルはいつまでたっても上がりません。
是非、自分事として一度しっかり向き合ってほしいものです。
相続書士Ⓡ 青木克博
==============================
◆青木行政書士事務所
◆相続手続支援センター福井
◆ふくい相続・終活連絡協議会
(相続・終活関連の士業や業者による勉強会です)
フェイスブック秘密ページにて濃厚な情報交換&ビジネスマッチングを展開中。
https://www.facebook.com/fukui.souzoku.syukatsu/?ref=bookmarks
ご興味ある方は、フェイスブックで直接メッセージをください。
https://www.facebook.com/aoki.katsuhiro
活動内容については、もちろんブログでもご紹介しています。
http://ameblo.jp/0315blue/theme2-10088491292.html
【毎年80本超の講師依頼】
セミナー・講演のお申込みはこちらまで(講演実績も大公開)
http://aoki.a-cool.jp/kouenirai.html
○相続の基礎知識から専門講座までわかりやすく解説
○エンディングノート書き方講座がとにかく楽しい!
○セミナータイトル年間1位は 『相続を争族としないために』
現在、各地老人クラブ、社会福祉協議会、消費者センター、不動産会社、会計事務所、銀行等各金融機関、各自治体、その他各団体などから、毎年80本を超える講演依頼をいただいております。福井県唯一の相続専門事務所だからこそ話せる、年間350件の相談実績だからこそ話せるその講演内容は各団体から毎回賞賛をいただいております。
難しいイメージのある相続を、聞きやすく、わかりやすい口調で伝えるその独特のスタイルは実証済!県内全域から、そして県外からもご依頼ををいただいているその実績が物語っています。