消えていく家族の姿 | 相続書士® 青木克博

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福井県内唯一の相続専門事務所

数年前かた言い続けてることですが、


週の真ん中、水曜日はノー残業―デーと決めています。


そもそも残業って概念があるんか――― !!っていつも言われてますが、


そうです、定時とか、営業時間とか関係ないので、


何時からが残業なのかが明確でないので、


ノー残業!というわれても・・・・・。


残業状態に突入しているのか、通常業務状態なのかがわからないです。


世間と比べてとか、類似業種の事務所と比べてとか、隣の会社と比べてとか、


何かと比較しないと分からない。


別に比較してもしょうがないし、比較して決めるものでもないから、


やっぱりそんな概念すら持たないほうがいい。


じゃ、ノー残業デーってなんなんだ??って、


あーーーー、つまり、「早く帰る日」ってことです。


じゃ、何をもって早く帰ると言うのか?


世間と比べてとか、類似業種の事務所と比べてとか、隣の会社と比べてとか、


あーーまた同じ繰り返しだ・・・・・・。



まぁ、とにかく、なんらかの基準はあったほうがいい。


業種や業態によっては、早朝からの仕事もあれば、夜遅くの仕事もある。


夜勤もあれば、遠征もある。


他の会社と比べるのは無理そうなのは明らかなので、


通常は家族を基準に考える。


まぁそう考えないと普通は大変なことになる(^_^;)


一体何時ころを言うのか・・・。


家族(子供)と一緒に夕飯をたべれる時間、


子供と一緒にお風呂に入れる時間、


もし、そんな時間を想定して、


「早く帰る時間」と定めてしまうと、


家族制度の崩壊に拍車がかかる。


そんな時間は、「家族」を主体に考えた場合、


家族がそろって夕飯を食べる とか 子供とお風呂に入る とかは


本来、家族としてあたりまえの情景であり、特別な日であってはならない。


決して「早い」時間ではないはず。


それをわかっていながら、


家族のそんな当たり前の風景の実現を一年に数回しかできていない。


自分自身ほんとに情けなく思う。



日本の家族制度はこれでいいのだろうか。


社会制度、政治経済、すべてを変革しなければ、


家族の団欒すら実現しない。



どこに幸せを見出すかは、家族で真剣に議論して、


その家族がその家族なりの幸せを創造していかねばならない。



しかし、今や、その議論すらできない家族が多すぎる。


議論どころではない、コミュニケーションすらしない。


コミュニケーションどころではない、挨拶すらしない。


挨拶どころではない、目すら合わせない。


いや、目を合わせたくても、合わすことすらできない。


そこに誰もいないから・・・・。


コミュニケーションとりたいのに


お父さんが帰ってこないから・・・・。




本来の家族の姿を追究していきたい。