遺留分減殺請求 | 相続書士® 青木克博

相続書士® 青木克博

福井県内唯一の相続専門事務所

父の願い。

それは、

自分亡き後、兄弟達(子)が末永く仲良く暮らして欲しい。

ただそれを願うだけだった。

今後の様々な状況を懸命に考え、

こんこんと遺言を遺した理由を綴った。

自分の築いた財産を、必死で守ってきた財産を

後世のために、子供たちのためを考え遺言を遺した。

長男に遺産を偏らせてはいたが、

父の重いは十分の伝わるはず。


とにかく仲良く暮らして欲しいと追記にも謳った。

とても感動的な内容の遺言である。

・・・・・・・・・・・・・・・

長男のもとに 

数日後、遺留分減殺請求が届いた。


・・・・・・・・・・・・・・・



今日は良い遺言の日です。(4/15・よいいごん)



遺留分は、家族を崩壊させる力を持つ。

権利主張の根源に、希望の減衰が見え隠れする。


もう一度、

今日は良い遺言の日です。