最初はなんてことない気持ちだった、

それがどんどん膨らんでいく

今何してるのか、誰といるのか、なにを考えてるのか
そんな些細なことさえ気になってしまう。

所詮付き合ってもない人に恋をするなんて…

そんなことを考えていると

「剛!剛!今日部活ないんだろ?一緒に帰ろうぜ!」と声を掛けてきた。

今、声を掛けてきた奴は三宅健。
幼稚園からの幼なじみ。要するにくされ縁ってやつかな。笑 

こいつは勉強やスポーツもでき、しかも女慣れをしていて常に周りに女がいる状態。

だからいつも
「三宅くんっ!」「健くん!」「健ちゃん」「三宅先輩」などとあちこちから声がかかる

そのたび口説くためかなりの女の子が健に恋心があるらしい。

内心そんな健がうらやましかった。

だってそんなことが出来たら彼女だって俺と付き合えるじゃないか。

俺はそんなことができないタイプだ、

最近よく健にこんなことを聞かれる
「剛は例の彼女と上手くいってるの?」

そんなことお前にはどうでもいいじゃないか

なんて思いながら俺は缶ジュースを飲み干した