母が泊まり来る時用に用意した折りたたみベッドを処分しました。
まだそのままになっている母の荷物。
収納棚に突っ込んだままの洋服。
病院から持ち帰った荷物や薬はそのまま放置。
4ヵ月が過ぎました。
まだ見れない。
まだ見たくない。
母の手作りの帽子には、まだ母の髪の毛が残っています。
長い療養に備えて、秋物の洋服も自宅から持ってきていました。
オシャレもするつもりで、よそ行きの服や化粧品もたくさん。
泣きながら 全部一つの段ボールに一気に入れました。
夫ちゃんが肩を抱いてくれました。
朝日がイイ子イイ子をしてくれました。
アロマが心配そうに顔を舐めてくれました。
「もうこれ、誰も使わないし、使えないし、あっても辛いカラ捨てちゃって」
すると、朝日が
「あーちゃんの布団 ポイ!ダメ! あーちゃんの!!」と大粒の涙をこぼして訴えてきました。
「そんなこと言ったって、あーちゃん、もうベッドで寝ないからいいの!」
「あーちゃんの布団 ポイダメよ~~~~~~!」
「いいの!もういらないの!」
自分自身に言い聞かせるように
「もういらないの。あーちゃんはもういないんだから いらないの」と何度も言いました。
朝日を車に乗せて走っていると
![カツオ](https://emoji.ameba.jp/img/user/he/hello-okaki/17110.gif)
![わたし](https://emoji.ameba.jp/img/user/ke/keicyon/462221.gif)
![カツオ](https://emoji.ameba.jp/img/user/he/hello-okaki/17110.gif)
「あっくんが、だんじり乗って、あーちゃん捕まえるの!」
別の日も
運転しながら、鼻をグズグズしていると
![カツオ](https://emoji.ameba.jp/img/user/he/hello-okaki/17110.gif)
![カツオ](https://emoji.ameba.jp/img/user/he/hello-okaki/17110.gif)
母に会いたいという私の願いを叶えてくれようと
元気をくれようとしているのかな。
朝日。
いつまでも、泣いててごめんね。
子供に気を遣わせてダメな母だとは思うけど
でも、悲しい気持ちや寂しい気持ち
人が亡くなっていくってそういうもんなんだって
亡き人を悼む姿を見せるのも、それはそれでいいのかなって思ってみたりもするんだ。
でもね、あっくん。
だんじりに乗ってもお空には届かないのよ(;´▽`A``