さて、前回の続き。

 

良好な人間関係を築けなかった場合に

何が起こるか。

 

それは「断れない」ということだ。

 

普通なら

「ごめ~んあせるちょっと無理かな~あせる」で済むことが

そうはいかない。

関係がギクシャクすることを恐れるあまり

無理をしてしまうのだ。

 

当然、無理はたたる。

もともと良い関係ではないので

持っていき場のない感情が澱のようにたまっていく。

 

このことは

おじいさんと私の関係にも影を落とす。

 

私はおじいさんに対して

「そんな無茶苦茶な要求、断ってや」 と思い

おじいさんは私に対して

「なんでまた、勉強せんと実家に行かなあかんねん」 と思う。

言葉にしなくても

お互いの顔に、一瞬浮かぶ不満の色を察知して

お互いが心の中で溜め息をつく。

ふれられて痛みが走る会話が増えていく。

日常会話の中に

踏んではいけない地雷が増えていく。

 

だから、

おじいさんと話し合い、原則として断る方針を決めた。

何でもは受けない。

私たちでなければならないことだけ、お手伝いする。

 

長男の嫁だから。

近くに住む娘だから。

 

そんな言い分に、

行政の手も借りてください

と言おう。

他の子どもたちの手も借りてください

と言おう。

 

本当に言えるかどうかは、わからない。

だけど、私たちの暮らしを守り

私たちの夢を叶えるには、勇気をださなくては。

 

我が家の大介護時代。

さてさて、どうなることやら。。。キョロキョロあせる