大相撲の6日目、若隆景は巨漢の逸ノ城との取組でした。先場所は勝っていますが、なにせ巨漢のためまわしを取られて組まれないようにする必要があります。
立合い、逸ノ城は土俵際まで押し込み、若隆景のまわしを取ろうとしますが、若隆景は頭を付けて右手で逸ノ城の左手を押えた状態のまま押し返し、その後両者動きが止まりました。
そして、逸ノ城がたまらず上手を取ろうと強引に出たところを若隆景は下手でまわしを取って、下手投げを打ち逸ノ城を土俵下に出して勝利しました。
若隆景は立合いの際、逸ノ城に顔を打ちつけ出血していて、左顔面が「血みどろ」の状態で相撲を取っていて、取組が過酷だったことを物語っていました。

と同時に、それは若隆景の相撲及び勝負に対する〈真剣さ〉・〈執念〉を示している、ということで、私は熱いものを感じました。これで4勝2敗となって、明日以降の相撲も期待したいと思います。

【動画】

福島県棚倉町の山本不動尊の参道の紅葉の様子です。

【写真】

若隆景が〈血みどろ〉の勝利です