この1年は本当に辛かった。
病気が発覚して余命1年ですと告げられた。
脳腫瘍。
一番悪性度の高いやつだった。
術後にグレード4でしたと言われた時の、あの空気...
あの時の家族の顔。
今も凄いよく覚えてる。
想っちゃ駄目なのにいつも考えるのは、何で父だったのかということ。
病気が憎い。
昨日まで普通に生活してたのに..
何で全て奪うの?
頑張れない人に向かって頑張ってと言う。
笑えない人に向かって笑ってって言う。
治らないと言われているのに、治ったら旅行行こうねとか言う。
私が死ねばいいと想った。
どんどん嘘が上手くなる。
父を想う気持ちは同じでも、家族の中でも意見が別れる。
母を傷つけたこともあったし、兄弟の仲も悪くなっていく..
助けたいッて気持ちは一緒なのに。
諦めたくなかった。
治るッて信じてた。
最後まで諦めない強さ。
伝えることの難しさ。
家族の大切さや命の尊さ。
悔しいけど全て病気が教えてくれたことだった。
私が辛いときは、いつも大切な人達が支えて助けてくれた。
自分が死ねばいいって想うのは間違ってたと気付かせてくれた。
病気や障害のある人は可哀想?
違う。健康は当たり前じゃない。
自殺する人は弱い人?
それも絶対違う。
死ぬことより生きることのほうが辛くなる時だってある。負けたんじゃなくて道を選んだだけ。
事故や災害で亡くなる人達が運命だったとも想いたくない。健康な人達に健康は当たり前じゃないと解ってもらいたい。
余命告知から本当にちょうど1年。
本当に本当によく頑張ったと想う。
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