もう分かってる
僕が僕じゃないこと
あの夜に消えてった
蛍の光
いつも思ってた
自分が大切だって
ずっと思い込んでた
強い人間なんだって
響く
夏の夜に虫の歌
僕は
全力で耳を塞いだ
もう分かってる
僕が僕じゃないこと
あの夜に消えてった
蛍の光
ねぇ君はなんて言う
僕を見て笑うかな
膝を抱えながら
俯き泣く
おいしかった夕飯
楽しかった出来事
全部を噛み締めながら
今日は早く寝よう


心地好い子守唄が
部屋に響き渡る夜
明日に希望を託して
今日はぐっすり寝よう



嫌なことは今日に忘れよう
明日はいいことがあるから




ふかふかの枕が
僕を夢へと誘ってゆく
生きることを感じながら
今日は早く寝よう
助けて助けて下さい
この暗闇から連れだして
掴んで掴んで下さい
どん底の僕の腕を


ニュースに溢れる暗い話題
いつ僕の名前が出てもおかしくない



誰か声に応えて下さい
この世界に価値はありますか
誰か声に応えて下さい
ずっと隠れてていいですか



この世を満たす叫び声
明日は誰がどこで嘆くのだろう



この下らない現実に今どうしようもない僕らが
刃向かったって何も出来ない
けど指をくわえて待ってるくらいなら
僕の方から世界にサヨナラして
終わりざまぁみろ