ちっちゃいけれど負けません!
ブルーハワイです!
たんたんたんたんたん
東日本大震災から9年ですか。
私は被災地の人間ではないですし、ほとんど影響もなかった地域の人間です。
ただ、東北が好きな人として、あとは東北産のヲタクとして、この日を忘れてはいけないし、私自身があの時感じたことも、私なりに大切にしたいです。
「東北産のヲタクとして」なんて言うと、この世の中
「結局アイドルありきじゃん」
と批判されることもあるでしょう。
でもそれって大事なんですよ。
人は忘れる生き物なので、記憶というのはリマインドしないといけない。
だから私は、「被災された方」でもある東北産のメンバーのブログを見返して、自分の当時の記憶も掘り起こしています。
たんたんたんたんたん
東北産は今日限定で、YouTubeに3000daysを公開しました。
これは、昨年末の仙台サンプラザでのライブで初披露された、メンバー作詞の曲です。
東日本大震災あるいは東北大震災の被災地域を1括りで「東北」としても、被災状況というのは全く異なっていて
東北産メンバーがこれを歌うことに意義があるのは、被災した時のなんとも言えない真っ白な感情もそうですが、
被災地としてはあまり騒がれなかった秋田・山形の子達が感じた当時の所謂「不謹慎ムード」に対する辛さという、
「被災」から1歩引いた立場についても語られているからです。
歌詞の言葉一つ一つは、
実際に津波であったり倒壊した我が家を見たメンバーが作詞しているだけに、
生々しくリアルなものが多いです。
悲しいとか辛いとか憎いとか、単純な感情ではなく複合された感情が詰まってると感じました。
ライブで毎回やれる程軽々しい曲じゃないですし、公開されているのも今日限定です。
でも、東北産がこの日、このタイミングでこの3000daysを公開することには大きな意味があって
それは
「震災のことを忘れない」
ということもそうですし、これはあくまで持論ですが
「今の自粛ムードの中でできることは無いのか」
この自粛ムードの漂う世の中で、アイドルというエンターテイナーとして何ができるのか。
そういう意味もあると思ってます。
震災の時には色んなエンタメがストップしました。
歌詞にある「色のない世界」を経験している彼女達だから、この自粛ムードを色のない世界にしない為に、今はYouTubeで動画をアップして皆産にライブを思い出してもらおう
この曲だけじゃなくて他の配信も含めてそういう意味があると思ってます。
あれから9年。
東北産がこの曲を歌うことは東北産にしかできない「宿命」であり、
東北で活動する以上はずっと付き纏ってくるその宿命を、
彼女たちは今、全うしています。
たんたんたんたんたん
復興とはなんでしょうか?
地域の再生あるいは発展と捉えると、被災地が復興することはあるのでしょうか?
津波で何もかも流され、一から家や街を作り直したとして、別の場所に避難している人達は帰ってくるのでしょうか?
いくら街を作っても人がいなければ賑わいはなく、発展もない。
それが復興なのでしょうか?
正直な話、私は復興することなんてほとんどない、難しいと思ってます。
ただ家を建て、街を作り、防災拠点を作ることにしか重きを置いてない政府が、果たして人を呼ぶために何ができるのか、考えることなど出来るのでしょうか?
私に出来ることは、
震災を知り、
リマインドして、
東北に赴き、
お金を使う。
震災のことを忘れない
被災地域の経済を回す
そういうことも大事だと思います。
もっと仙台だけじゃなくて、色んな街へ行ってお金を使えるようになりたいです。
長かったですけど、ここで締めます!
ということで、今日も元気にひかるんるん!
〜ブルーハワイ〜