釣りをしていて思う事がある。
釣りとは、命と戯れる(もてあそぶ)行為じゃないか、と。
魚は別に、釣られるために生きている訳じゃない。
釣りはおもしろいんだけど、魚の命と引き換えということもある。
釣り場でよく見る光景は、魚が陸に放置してある、というもの。
多分、想像するに、魚釣った→外道だった→放置
又は、魚釣った→とりあえずキープ→持って帰るつもり無いから放置
こういうの、でかい魚が放置してある事はほとんど無い。
たいてい小さい魚ばかり。
小さい魚だから放置して死なせてもいいということだ。
小さい魚=感情も無いし、ちっこいし、命の価値があまり無い→放置OK
大きい魚=血もいっぱい出るし、なんかかわいそう、命の価値が多少ある→放置NG
そういうことだな。
メダカ飼ってて死んでも泣く人はあんまりいないけど、
飼ってた愛犬が死んだら泣くよね。
犬猫=感情があるし、なつくし、命の価値がとても重い、人間同等
メダカ=感情も無い、ちっこい、なつかない、たいして命の価値はない
ドウブツアイゴなんて、人間のエゴ以外の何者でもない、
人間が勝手に命の価値をランク付けしてるんだから。
釣りの話にもどるけど、釣った魚がハリから外れて、取れないところに落ちることはある。
だが、魚を故意に放置するようなことはしたくないな。
魚釣りはスポーツだとか、自然とうんぬんとかいうけど、
それ以前に命と戯れ、もてあそぶ行為に変わりはない。
キープするなら、美味しく頂く。
リリースなら手早く。
釣り場に魚を平気で放置する輩にかぎって、犬猫を家族の一員とか言ってたりしてな。。