BL小説です❗ご注意下さい❗

剛の怒りが壁を蹴る鈍い音に変わって
バスルームから漏れ聞こえる

思わずため息が漏れた



自分の気持ちと同じように
ソファーに沈み込んで

天井を見上げる


答えなんか書いてあるわけもなく
そのまま目を閉じ

……………………迷った…



気合で立ち上がって…

そこらへんにあるスウェットを着て…

冷蔵庫まで歩いて…

ビールでも煽って…一気に煽って…


酔った振りでも…するか…?



気合で立ち上がって…

クローゼットまで歩いて…

着替えて…

車のキーと…家の鍵を指に引っかけ…


用があって出かける振りでも…するか…?




「…坂本…君…何…してんの?」


ネコ科動物のように

足音を残さず近づく剛の声が
正面から放たれた時


全てが無駄だと悟った………………………………