今日も私は散歩をしていた。
何事もなく、ただ、歩く。
暇な時、世間は何をするだろうか。
人それぞれだろうが、何だろう、私は寂しさを感じる。
暇だと思う感性は、誰にだってあると思う。
暇だと寂しいと思う気持ちも、きっと、世界の何処かで誰かがそう思っている。
そう、私は思っている…。
この寂しいと思う気持ち、誰かに癒してもらいたい。
癒されたい。
めっさ癒されたい。
どさんこ癒されたい。
こんなに癒されたいと思っているのに、どうして世間に伝わらないものだろうか。
伝われーー!世間に伝わってしまえーー!
妖精「うるさーーーーーーーーーーーーーーい!」
……。
世間には伝わらなかったが、妖精さんに伝わった。
私「妖精さん、今日もごきげんうるわしゅう?…。」
妖精「なにわけわかんないこといってる?」
私「妖精さん、私、どうしたらいいか分かんないんです。どう生きたらいいか分からないんです。どうしたらいいでしょうか?」
妖精「わたしにきかれてもこまるよ!(怒)」
私「しょぼーーん……、、泣いてもいいですか?」
妖精「なかれてもこまる」
私「おう、私はどうすればいいのか!分からない!泣いてもいけない!分からなくて泣きたいのに泣いてはいけない!これはすでに生きる自由を奪われていると言って過言ではないだろう!私は生きる自由を奪われてしまった!ああ!私は何もできない!」
すると、妖精さんはニッコリとした笑みで、その両手に握った小さな鎌の刃先を私の背中に突きつける。
私「おう、神様、ありがとうございます!たった今、私のするべき事が見つかりました!(見つかってないけど)ありがとうございます!」
取り敢えず、するべき事が見つかったと言っておかないと殺される、そう私は判断した。
妖精さんの鎌は小さいので、突き刺されても命を落とす程ではとてもない。
ただ、とても痛い。
主に心にくる。
鎌で刺されると、その痛みの分だけ妖精さんに嫌われてしまった気がしてならない。
妖精さんに嫌われたくない。
独りじゃ寂しいから…。
私「妖精さん…。」
妖精「なに?」
私「妖精さんは私のことが嫌いですか?」
と、取り敢えず聞いてみる。
妖精「うん、きらい」
私の心に大きな鎌が刺さったようだ。
妖精さんから嫌われてしまった。
なんということだ。
妖精「そんなのもとからじゃん」
おう、そうであった。
私はもとから嫌われていた。
でも、私は妖精さんが好きです。
妖精「わたしはきらい」