枯死した閑貞桜
信濃町にある、閑貞桜と呼ばれる枝垂れ桜です。
樹木医によって治療もおこなっていましたが、
治療の甲斐無く、2011年に枯死が確認されたそうなんです。
撮影日:2015年4月29日
現在は、閑貞桜の樹の根元に接ぎ木による子孫(クローン)があり、
元気に花を咲かせていました。
推定樹齢は約300年。
同2011年9月29日付けで長野県天然記念物指定を解除。
枯死も必然だったのかもしれません…。
ここ信濃町出身の小林一茶の句がありました。
「 山桜花の主や石佛 」
文化11年 52才 七番日記
一茶は、文化11年3月にここへ花見に訪れたようです。
~案内板より~
かつての閑貞桜。とても立派で美しいです。奥に黒姫山が見えます。
以前から、桜の治療をしているのは知っていたのですが、
なかなか足を運ばず月日が過ぎてしまい、遂には枯死の情報を得てショックでした
(>_<)
桜の花が咲いているうちに見てあげれば良かったと後悔しています。
今は2代目が根元から順調に育っています。
このように大きくなるのは数百年後…
閑貞桜のように、大きく育って平和の内に咲いていて欲しいですね。
(^-^)