海老彰子先生から見た日本のピアニストに足りない物は❓ | 千葉稲毛海岸駅から5分Vagoピアノ教室 Maresoリトミック教室(音脳、音符ビッツ)

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ピアノ指導歴30年、3人の子育て経験を持つ.、音脳リトミック講師
☆未来の素晴らしい人材創りのお手伝い
(社)全日本ピアノ指導者協会会員
(社)日本音楽脳育協会認定校
川崎紫明音符ビッツ認定教室准講師

🌹千葉稲毛海岸駅から徒歩5分
♪Vagoピアノ教室
♪Mareso音脳、音符ビッツリトミック教室
🌹講師の瀧澤淳子です。





🌟
昨日の、続きです。
4月24日(日)ピティナ主催の
ピアノ指導セミナーで、
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第3部に、

あの、
2015年ショパンコンクールや、
ロンティボーコンクール
浜松国際コンクール審査委員長等
多くの国際コンクールの審査員を
されている
海老彰子先生
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と、音楽ライターの飯田有紗さんとの
対談形式でお話しを
伺うことができました。


題して
『国際コンクールから見る、世界のピアノ教育』
です。



なんと、大きなタイトルでしょうか。
でも、このお話しが
聞きたくて
このセミナーに行かれたかた、
結構多かったと思います。




💐
まず、先生は、
「日本人は、恵まれている。
日本の良さは、外国に行くとよくわかります。」
と、冒頭言われてました。

「繊細な感性。美を生む時に大切な要素です。」
これを持ち合わせているのに、
何かが、足りない。
その素地に、何が必要か?

「気骨」が、足りないと。



フィギュアスケートの羽生君を
例に挙げられ、
世界に通用するには、
彼ぐらいの確固たる気持ちがないと、ダメだと。


なかなか、
ピアノには
そこまでのエネルギーを持つ
日本人が現れないと。




📍また、
コンクールに、
1位になることだけがゴールではない。

今では世界的に有名な
シフや、オピッツも、
コンクールの自分の結果に、
不満をあらわに見せたそうです。

今では、彼らは
その時に1位になった人より、
有名になっています。


海老先生も、
リーズコンクールで7位に
なった時は、
審査員に「何がいけなかったか。」聞いたそうです。



答えは
「音のソノリティーが、もうちょっと」
と、言われたそうで

それから特に
音の響きを、追求するようになったそうです。



「コンクールは、ステップを上がる為の一歩」
と、仰ってました。



📍
♪審査されていて、感じられたことは❓


光る人は
もう1次予選から分かるそうです。

だから1次予選はとても大切です。



♪どんな人が光る❓

集中力、技術力、芸術性
を、持ち合わせてる人。


また余談ですが、
今回、ショパンコンクールで
優勝されたチェソンジンさんに聞いたところ、

年100回は、コンサートを
聴きに行ってるそうです。
聴き手側になって、
生きた生の音楽を、より多く
聴いてるそうです。



👩🏻
そういえば、
ミラーニューロンのこと、
思い出しました。

脳は実際に見たり聴いたりすると、
まるでそれと同じように、
ニューロンが動く。

自分が、弾くのも大事ですが、
聴くことも、
それと同じぐらい大事ですね。

しっかり、
学ばれているのですね。
忙しいでしょうに
100回というのは、アッパレですね。

「耳にセンサーができるまで、耳を育てる。
音体験を、摂取する。

大事なことですね。




📍
♪国際コンクールからみた世界のピアノ教育は❓

ロシア人は、強いと。



*ディナ・ヨッフェ先生に聞いたところ、
「子どもの時から、イマジネーションを植え付ける」
教育をしているそうです。

子どもたちには、
「何を、イメージする?」と、
いつも聞いているそうです。


*そして、チッコリーニ先生は、
小さな子どもたちに
毎日「綺麗な音、美しい音を出してごらん。」
と、言われていたそうです。


☆また、今韓国は結構伸びている、そうで、

それは、
韓国では今だに、徴兵制度があり、
特別な才能を持つ人以外は、免れないそうです。
ピアノでも、コンクールで2位までの人はオッケーで、
3位の人は、だめ。
そうなると、本気で練習しますよね。 





📍
そして
最後に日本の若い女性のピアニストは、
自分の言いたいがないと。

ここで、何を伝えたいのだろうか?
伝わってこないと。


それを伝えるためには、
まず
自分が感動すること。
自分自身を信じること。
『感動と、自信』
を、持って
怖がらないでやれば、
絶対道がある。

と、仰っていました。



また、
1回きりしかない人生。
自分と回りの人まて幸せにできる人間になりたい。

音楽家として生きていくには回りの人も、
幸せに出来るといいね。


と、言われていました。



👩🏻
名前は存じていましたが、
あまりに遠い存在だと思っていました。
が、
とても、魅力のある
人間味溢れる
素敵な方でした。

とても生き生きとお話しされていて、
アルゲリッチとのお話し等、
他では聞くことのないお話もあり、
あっという間の、90分間でした。



これからは、

★生の良い演奏をよく聴くこと。

★イマジネーションを持つためにも、
良い感動を、たくさんすること。

★綺麗な音、美しい音を出すことを
いつも考えているように。

★自分が、今何を伝えたいのか。
自分のを、もつこと。



これらを、
頭のなかにしっかりいれて、
自分にも、生徒にも
接したいと思いました。




小さな子どもの時から、
音脳で
感性を磨くことができたら、
いろいろなイマジネーション溢れる
言葉が、
帰ってきそうです。




🎵🎵🎵🎵🎵👩🏻🎵🎵🎵🎵🎵

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瀧澤淳子でした。💝