AVアイドル ひ◯み:46 | ひとみの 忘れたい記憶と残したい記憶・・・

ひとみの 忘れたい記憶と残したい記憶・・・

 元AV女優仁○ひとみの
 AV女優の頃のお話から引退後、
 そして現在の幸せな日々のお話のブログ。
 ヤクザに拉致られ覚醒剤漬けにされ
 そしてAVの世界へ・・
 現在と過去、行ったり来たりで書いてます。

ダンスレッスンも一週間目くらいにさしかかった頃・・・

私は、まだグラビアの仕事も何本か残っている状態だった・・・




その頃の雑誌には、どこもかしこも




『仁◯ ひ◯み 引退!!!』




の文字が踊っていた・・・




たいがい、グラビアと一緒にインタビューの仕事も入る。

インタビューの時に必ず聞かれることが




『デビューして、たった一年で、人気絶頂で引退ってどうしてですか?』




と、、、、いうことだった。

本当は、これで借金も全部返し終わるからですよ♪

そして、借金を作った張本人の男ともバイバイです♪

なんて、明るくいい飛ばしてやりたかったが・・・当然それはできず(^^;;;




『絶頂期でやめるって、かっこいいかな?って思って(^-^)ニコ』




みたいな、返答をインタビュアーにしていた・・・

そして、インタビュアーが必ず聞き返してくることは




『引退しても、けっこうみんな戻ってくる人多いけど、仁◯さんは???』




アホかいな・・・引退する前から、いついつ戻ります♪なんて

どんなバカでも言う訳ないだろう・・・・・・

それじゃ、引退にならないでしょう・・・・・・・ と、思った。




『引退したら、何をするんですか?』




と、インタビュアーに聞かれたとき・・・・思わず私は固まってしまったあせる

何も、、、、、考えてなかった・・・・・

とにかく、一日も早く、この業界から抜け出せるように

さっさと稼いで、借金を返すことしか考えてなかった・・・・

自分でも、自分に問いかけたかった・・・

引退したら、何をするの?????




『少し・・・・・・・のんびりします・・・』




そぉ、答えるしかなかった・・・・

それまで、まともな仕事すらしたことなかった。

水商売にどっぷり浸かっていた。

だから、いざ、何をしよう?って考えても何も出てこなかった・・・・




でも、、、せっかく、この世界から抜け出せるんだ・・・

水商売や脱ぎ商売に、身を置くのは、、、、なんとなくイヤだった・・・




そんな時、仲の良かった、AV嬢の一人が

ヘアメイクの仕事がしたい!といって、業界を辞め

ヘアメイクの学校へ行くことを決意した。

仁◯♪私のこと、応援してね♪絶対ヘアメイクになってみせるから♪

そう言い残して、業界を去っていった・・・・




わたし・・・・・・・・・・・・・この先、何をしていけばいいんだろう・・・・・・・




お姉MAN先生に、相談をしてみた。

引退するのはいいが、、、、忙しい毎日が、急に何もない毎日になる不安・・・

すると、お姉MAN先生が、一筋の明るい道を提案してくれた。




『仁◯ちゃん、あなた、高校は?ちゃんと出てる???』




私は、遊び呆けたあげく、高校は中退していた・・・・




『だったら、もう一度高校へ行きなさい!そして、高卒の資格をとりなさいよ!』

『今はね、通信制の高校っていうのがあってね!』

『働きながらでも高校へ行けるように、日曜日だけ学校に行くの。あとは通信』




通信制の高校かぁ~~~・・・・

それなら、私にも出来るかもしれないなぁ・・・




『そうだね~、そういう手もあるよね^^ ちょっと考えてみる♪』




なんか、やっと自分の将来が明るく見えた・・・

そうだね、、、とりあえず、高卒の資格がないと

社会人として、何をやりたいかも見つからないよね・・・・そぉ思った。




なんだか、その日から、自分の近い将来を考えながら寝るのが

ワクワクして楽しくなった♪

私だって、玉の輿乗っちゃうかもしれな~い(^-^)

そんな馬鹿なことも考えちゃったりしながら

ホントにワクワクして、ベットに入る日が多くなった。




そぉ、あと少し、、、あと少しで私の人生は変わる!




その頃の歌舞伎町は

今ではホストのどでかい看板が張り巡らされているが

当時は、私の引退公演の超~特大パネルが張り巡らされていた・・・



続く・・・・