今日、ついに押尾学容疑者が逮捕されましたね・・・
しかも捜査一課ですから、殺人の疑いもかかっているってことでしょうね・・・
薬は本当に人を狂わせますね・・・
亡くなった彼女も、気軽に飲まなければ、亡くなることもなかったのに
と、私は思ってしまいます。
私が２０才過ぎの頃のお話です。
その頃の私は、引退間近の頃だったと思います。
どっぷり覚醒剤につかっていました。
ちょうど、お昼前くらいでしょうか・・・
友達から電話が入りました。
ネタあるから、来ない？
とのこと・・・近くのホテルに何人かでいるとうことなので
しかもポンプ（注射器）がないので持ってきて欲しいとのことなので
私はポンプ３本をポケットに入れ、タクシーでホテルへ行きました。
その頃のラブホは、今ほどセキュリティーも厳しくなく
友達と待ち合わせていると言えば、そのまま部屋へ入れました。
部屋へはいると、友達の他に、友達の彼氏や、さらにその友達
全部で４人いたと思います。
私は、着くなり早速、友達と覚醒剤を溶かして、腕に注射しました。
しばらくして、友達の彼氏も注射しました。
最初は良かったんです。みんなで楽しく話をしたりしていたんです。
すると急に、友達の彼氏がおかしくなりはじめました・・・・
『麻取り（麻薬取り締まり捜査官）が玄関のドアのところにいる！』
居るわけないんです・・・
私は、とりあえず落ち着かせようと、ドアまで確認に行きました。
やっぱりいません。
いないよって伝えましたが、おかしくなっている友達の彼氏は
もう勘ぐりは止まりませんでした。
そのうちに、その部屋にいるみんなに、勘ぐりが連鎖していき・・・・・
ホテルの部屋の中は、どんどん大騒ぎになっていきました。
覚醒剤を全部トイレに流し
注射器はベットを持ち上げて、ベットとマットの間に隠しました。
一応ハンカチで指紋をふき取って・・・・・
実際そんなことしても、踏み込まれたらアウトなんですけどね(^^;;;
さらに、友達の彼氏は、頭の思考回路がおかしくなり
洗面所の格子を壊してしまいました！！！
ここから、逃げれるよ
真っ昼間に、そんな所から逃げるって・・・
しかもそこはホテルの６階です！どうやって逃げるんだよ・・・
でも、その彼は、窓から身を乗り出して外に出てしまいました
確認すると、そこに、掃除用なのか避難用なのか
はしごのようなものがホテルの壁についていて
そこを一生懸命伝って下へ降りていってしまってるじゃないですか
たとえ外に麻取りがいなかったとしても
近所の人が、そんな様子を見たら１１０番されるに決まっています。
私たちも急いでその場を離れることにしました。
外に出て、太陽の光を浴びた途端に、私たちは正気に戻ったのですが・・・
薬というのは、ホントにちょっとしたスイッチが切り替わっただけで
その場にいるみんなが、おかしな状況になったりします。
今回の押尾容疑者を取り巻いていた環境も、ちょっとしたスイッチの切り替わりで
本来なら救急車を呼ぶべき所を、判断を狂わせたのだろう・・と思います。
薬をやって、良いことは何一つありません
もっと、マスコミは本当の恐ろしさを伝えるべきだろうと思いました。
あ その彼、窓まで壊して６階から逃げてどうなったかって？？？？
ちゃっかり、家に帰ってテレビを見ていたそうです・・・・・・・・・・・