あれから24年。


私は当時大阪の短大1年生で。
その日の前日から風邪ひいて熱があったから、学校休むねと友人に言ってて。

翌朝地震があった日はベッドから転がり落ちて目が覚めた。

熱があったから朦朧としてたけど、すごく、怖かった。
その時は起きたけど、もう一度寝てしまって。
朝10時ごろ起きてきて、テレビをつけたら世界が変わっていた。

携帯もない時代。
友達にポケベル打とうとしたけど、電話が使えない。繋がらない。その日の夕方には連絡取れるようになったけど。

ネットもない時代。
情報はテレビラジオのみで。
どうなってるのかわからなかった。

日が経つにつれて被害がわかってきて。
映画の特撮みたいな映像を連日テレビで見ていた。
阪神高速が倒れてる映像はほんまに未だに心に残ってる。ヤスくんが前にありえへん世界でその映像見ていて泣いてたね。実家から10分圏内の場所やって言ってた。尼崎やったらほんまに近いよね…。震源地。

続く余震。トラウマになってしまった。ずっと揺れてる感覚。
エレベーターにしばらく乗れなくなった。

学校は一部がガラス割れてて、1週間くらい休講になってた。
学校再開した後も震源地が近い友達は、避難所から通学してた。ガスも水も電気も止まったままだと言ってた。

何年経っても記憶が鮮明に蘇る。
毎年同じことを書いていると思いますが、風化させないことが、忘れないことが今生きてる私たちの仕事だと思います。



亡くなられた方のご冥福をお祈りします。