童話って言うと
道徳だったり倫理観の勉強に
使われたりしますよね。
小さい時から
絵本として接することで
知らず知らず刻み込まれていく。
日本の教育ってわりかし最近迷走してるような気がしてたのですが
今回
「哭いた紅鬼」
って作品に関われて
続いている心の脈動を感じたりしました。

泣いた赤鬼は
人に嫌われていた鬼を
仲間の鬼が人から好かれるようにするために
身を挺して悪者、嫌われ者になり
自分が虐めている人間を助させて
好かれるようにするってお話なんですね。

ただわからない。

青鬼くんはなんでこうしたのだろう。
童話は泣いたところで終わってしまう。

けどね。
今回僕らのやった
哭いた紅鬼には
何故青鬼がそうしたのか
その後赤鬼は
どうしたのかってのが
描かれてるんですよ。

僕はこの二人の出した答えがとても好き。

愛情あるんだよなぁ。
ちゃんと相手のことを思いやってる。

赤と青を演じた二人の役者が
とても素敵なんです。
あぁ
もっと広まって欲しいな。

大人になって色々な知識を身につけてきたから
言葉だったり人の感情が子供の時より
理解できる。
昔、少年、少女だった貴方に見て欲しい。

いま、買い占めだったり転売だったり
責任取らないっていったり
無責任に自分が大事な人が増えちゃう時だと思うんです。
でもそれは誰かのためかもしれない。
責めても始まらない。



舞台ってのはその場限りに
感動が結構落ちてて
あまり見る機会がないって人も多いと思います。
しかしですよ。
今回はDVD用に撮影してきっと編集も素敵なものになるとおもうんです。
よかったら手に取ってみて欲しいと思います。








泣いた赤鬼のあらすじは以下

とある山の中に、一人の赤鬼が住んでいた。赤鬼はずっと人間と仲良くなりたいと思っていた。

そこで、「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます」

という立て札を書き、家の前に立てておいた。

しかし、人間たちは疑い、誰一人として赤鬼の家に遊びに来ることはなかった。

赤鬼は非常に悲しみ、信用してもらえないことを悔しがり、終いには腹を立て、せっかく立てた立て札を引き抜いてしまった。

一人悲しみに暮れていた頃、友達の青鬼が赤鬼の元を訪れる。赤鬼の話を聞いた青鬼はあることを考えた。

それは、「青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。

そうすれば人間たちにも赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう」という策であった。

しかし、これでは青鬼に申し訳ないと思う赤鬼だったが、青鬼は強引に赤鬼を連れ、人間達が住む村へと向かうのだった。

そしてついに作戦は実行された。青鬼が村の子供達を襲い、赤鬼が懸命に防ぎ助ける。

作戦は成功し、おかげで赤鬼は人間と仲良くなり、村人達は赤鬼の家に遊びに来るようになった。

人間の友達が出来た赤鬼は毎日毎日遊び続け、充実した毎日を送る。

だが、赤鬼には一つ気になることがあった。それは、親友である青鬼があれから一度も遊びに来ないことであった。

今村人と仲良く暮らせているのは青鬼のおかげであるので、赤鬼は近況報告もかねて青鬼の家を訪ねることにした。

しかし、青鬼の家の戸は固く締まっており、戸の脇に貼り紙が貼ってあった。

それは「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。さようなら、体を大事にしてください。ぼくはどこまでも君の友達です」

という青鬼からの置手紙であった。

赤鬼は黙ってそれを2度も3度も読み上げ、涙を流した。