みなさま妄想劇場へようこそ
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やっぱりまた、かなりのじらしプレイになっちゃいました
なので、お詫びに今回はちょっと長めのお話になってます![]()
そしてまたまた、めるちゃんの切り絵アレンジしてお送りします
これから、こちらもお話のヒントだったり~なかったり……なので是非こちらも注目してお読みください
それでは、はじまり
はじまり

数日後、私の所にマネージャーさんから電話が入り、日にちと待ち合わせ場所を告げられた。
『やっぱり本当だったんだ………』今更ながらそう実感していた。
当日、待ち合わせ場所で待ってると、目の前に黒い車が止まった。
△△△さんの車だった。
マネージャーさんに誘導され車に乗り込むとやっぱり△△△さんが乗っていた。
『こんばんは、今日はよろしくお願いします。』
「こんばんは、こちらこそよろしくお願いします。あの~僕からのお願いなんですが、今日は僕のパートナーなんで敬語はなしでいきましょうか。」
「他人行儀だと怪しまれるので(笑)」
『そうですよね。はい、分かりました。』
「じゃ、今から敬語で話したら罰金で(笑)」
『えっ!!』
「いいリアクションするね~(笑)」
『△△△さんてSですよね!?』
「あ――――敬語!!さっそく罰金だなこれは(笑)」
『やっぱり…………(苦笑)』
「そうかな~僕はMだと思うんだけどな~」
『………自覚なさすぎだから(笑)』
「そうそう、そんな感じでいいよ。緊張ほぐれてきたみたいだね。」
そう言って、△△△さんは眉をハの字にして優しく微笑んだ。
確かに私はかなり緊張していた。
そんな△△△さんの気づかいに私の心がキュンと痛くなった。
『ダメダメ、これは仕事なんだから。ちゃんと△△△さんの期待に応えなくちゃ。』
そう小さく呟いた。
「ん?どうかした?」
『いえ、何でも………今日のパーティーって私どうすればいいの?』
「僕の隣で、にこやかにしてくれればそれだけでいいよ。」
「実は僕、こうゆうパーティー苦手なんだよね(笑)でも、これも仕事だから仕方ない。」
「でも、今日は○○○さんが一緒だから気が楽だよ。」
そんな話をしてるうちに会場に到着した。
車から降りようとすると△△△さんに止められ………
「目をつぶってちょっと後ろ向いて。」
と言われた。
そう言われた通りに△△△さんに背を向けて待っていると………
△△△さんの吐息が耳元に聞こえ、背中越しに△△△さんの温度を感じた。
『うわぁ――――!!背中になにかあたってる~~~~!!』
と私の頭は真っ白になった。
△△△さんのたくましくて柔らかい胸筋が、私の背中に寄りそっていた。
「よし、もう目を開けていいよ。」
そう言われ目を開けると、キラキラと輝く宝石が私の胸元に輝いていた。
「うん、良く似合ってる。」
『あっ……ありがとう。』
そう返事をしたものの、私の心臓はドキドキし過ぎて口から飛び出しそうだった。
「じゃ、僕も△△△にならないと(笑)」
そう笑って、ティアドロップのサングラスをかけた。
「じゃ、行こうか。」
『うん。』
そして、私は△△△さんに手を引かれ車を降りた。
会場に入ると一斉にみんなの視線が集まった。
ついさっきまで隣にいた△△△さんではなく、スターのオーラを放った△△△さんにみんな引き込まれていた。
『やっぱりすごい人なんだなぁ~』と私もひとりの傍観者になっていた。
そして、彼の綺麗な横顔に見とれていた。
「ほら、表情硬いよ。ただで美味しいもの食べれるんだから(笑)」
『うん、そうだね(笑)』
そう私に言った△△△さんは、やっぱりさっきまでの△△△さんだった。
そのギャップを知っているのが私だけなんだと思うとなんだか得した気分になった。
会場に入ると、煌びやかな世界で私は気が遠くなりそうだった。
『あっ!あの人もあの人もテレビで見たことある!!』
なんて、思いながら改めて△△△さんの交友関係の広さに驚いていた。
「ちょっとここで待ってて。」
と、△△△さんに言われ待っていると………
〖こんばんは。〗
と、見知らぬ男性に声をかけられた。
『あっ、こんばんは。』
〖こうゆうパーティーって慣れないですよね?〗
『そうですね。』
〖良かったら、あちらでゆっくりお話でもいかがですか?〗
『えっ?でも………連れがいますので………』
そう言われて、困って△△△さんを目で探すと……
△△△さんが私に気がつき、ちょこんと眉を上げて、「どうした?」と口元が動いた。
そして、私の状況が理解できたのかこちらに駆け寄ってきてくれた。
「○○○?どうかした?」
『う、うん………』
「すいません、もう僕たちは失礼しますので……」
そう言って私を連れ出してくれた。
私に声を掛けてきた男性は△△△さんを見て固まっていた。
まさか、連れが△△△とは誰も思わないだろう。
『△△△さん、ごめんなさい。私ならもう大丈夫だから戻って……』
「もう一通り挨拶は済ませてきたから大丈夫だよ。それよりひとりにしておく方が心配だよ。」
『なんか私迷惑かけてるね………』
「そんなことないよ。なれない場所だから疲れただろ。」
「俺も疲れちゃったし(笑)帰ろっか。」
「でも、ちょっと飲み足りなくて、このまま帰るのも寂しいし……この後ちょっと付き合ってくれる?」
『うん。』
私たちは会場を後にして、△△△さん行きつけのBarへと向かった。
「マネージャー、今日はもうここまででいいよ。お疲れ様。」
【はい、△△△さんお疲れさまでした。あんまり飲みすぎないで下さいね。】
「大丈夫、介抱は○○○さんに頼むから(笑)ねっ!!」
『……はい(苦笑)』
そう言って私に不敵な笑みを浮かべた。
カラ~ン。
薄暗いBarに入ると、1番奥の席に案内された。
「あ~やっぱりここは落ち着く。」
そう言ってサングラスを外した。
『△△△さんってサングラスで雰囲気変わりますね(笑)』
「そうだよ~これが僕の…いや俺のスイッチだから(笑)」
「じゃないと、ずっと△△△じゃないといけなくなる(笑)それも疲れるしね。」
「俺も1人の人間だから、ゲップも、おならもするし(笑)」
『(笑)』
「だから、今日はとことん飲むから、最後まで付き合ってよ。」
『はい、最後までお付き合いします(笑)』
その宣言通りに△△△さんはガンガン飲み始めた。
『この人は飲むってなったらとことん飲みたい人なんだ……』
ちょっと、△△△さんの不器用な一面を見た気がした。
そしてかなり酔っ払ってきたのか△△△さんが
「俺さぁ~ホントは弱い人間なんだよ。今は、グループだからやっていけてる所が、あるんだけど………」
「いざ、ひとりになったとして俺はやっていけるのかって………不意に不安になるんだよ。」
『そんな風に思ってたんだ。でもね、私は△△△さんの唄、素晴らしいと思うよ。』
『これって誰にも出来ることじゃないし、人に求められてる仕事って素敵な事じゃない?』
「そうなのかな?……今まで俺はずっとグループとしての人気だけでやっていけてると思ってたから……」
「俺自身の事は求められてないかと思ってた(笑)きっと自信がないんだと思うよ(笑)」
「でも、最近になって、少しづつ俺自身の事を必要としてくれてるって感じる事があって、ちょっとだけど気持ちが軽くなったんだ。」
『そうだよ。きっと△△△さんが感じてる以上にみんなあなたの事好きだと思うよ。』
『私も△△△さんのこと好きだもの。』
思わずつられて、言ってしまった。
『私も酔っ払ったかな(笑)』
そう言って、笑って誤魔化した。
「お世辞でも嬉しいよ、ありがとう。」
△△△さんは嬉しそうに照れていた。
閉店時間になり、酔っ払いの△△△さんを送るためにタクシーに乗った。
『□□□まで。』と△△△さんは行き先を告げると……
『ちょっと膝貸して。』と、私の返事を聞く前に△△△さんは私の膝の上に横たわった。
スヤスヤと寝息を立てている彼の頭をなでながら私は………
どうしてこの人はそんなに無防備に心を開くんだろう。
その分、傷つくことも一杯あったんだろうな……と、私の心がキュンと痛み
その痛みが小さな棘となって抜けなくなっていった。
