みなさま、妄想劇場へようこそ
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いつも以上にお待たせすぎで………すみません
前回のお話から。。。。。。遠い記憶になってしまってると思うので(笑)
さかのぼって読んで頂けたら嬉しいです
それでは
はじまり、はじまり
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あの夜から数週間後、週刊誌にある記事が載っていた。
【独占スクープ!!△△△、深夜に美女をお持ち帰り!?】と大きく見出しを書かれ、
私と△△△さんがタクシーから降りてマンションに向かう姿の写真が載せられていた。
私はその写真を見て、ハッとした。
確か、タクシーから降りた時に違和感を感じていた………そうあの時……
あれはカメラのフラッシュだった。
今更ながらあの時気がついていれば、△△△さんを送ってそのまま帰れば、こんな事にならなかったのに……そんなんことが頭をグルグルと駆け巡っていた。
いまさらそんな事を思っていても遅すぎることなのに………
でも自分のしたことに罪悪感と後悔が交錯していた。
そして記事には【部屋に入ってしばらくすると、部屋の明かりが消えそのままふたりが出てくることはなかった。】
と、こと細かに書かれていた。
一部始終見られていたのだ。
私の不用意な行動で△△△さんに迷惑をかけてしまった……
私はどうすればいいのだろう……
そうパニックになっていると、私の気持ちを察したかのように△△△さんから電話が掛かってきた。
『もしもし。』
「もしもし、俺だけど……」
『あっ!!△△△さん、ごめんなさい……私……どうしたら………』
「大丈夫、大丈夫だから。ちょっと落ち着いて聞いてくれるかな?」
『は…はい、ごめんなさい。』
△△△さんの「大丈夫」の言葉に私は冷静を取り戻した。
「やっぱり、知ってるんだね。でも何で○○○が謝るの?俺たちなにも悪い事なんかしてないじゃない。」
『でも……』
「大丈夫心配することはなにもない。全て俺に任せてくれないかな?」
『はい………』
「それで、誤解のないように話しておきたい事があるんだ。」
「事務所からコメント出すことになって。キミは仕事のパートナーで仕事終わりに食事をして、飲みすぎた俺を送ってくれた。そのことに間違いはないよね?」
『はい。』
「嘘はついてないし社長にもそう話した。」
「だだ事実を話しただけ。でも誤解はして欲しくないんだけれど、そこには俺の気持ちは入ってない。昨日言った俺の気持ちは嘘じゃない……それだけはキミにはちゃんと分かってて欲しいんだ。」
「事実だけを話してるのだから、それは嘘とは言わないし、それ以上は話す必要もないと思ってる。」
「君のことはどんなことをしても俺が守るから。」
『………』
「そこで、提案なんだけど……○○○はパスポート持ってる?」
『はい?持ってるけど……』
「良かった。俺この後、海外で撮影があるんだけど、その後は1ヶ月くらいオフになるんだよね。」
「○○○、一緒に来ない?」
『えっ!!でも………』
「実は、もう航空券も住むところも用意してある。あと必要なのはキミだけなんだけど(笑)」
『そんな急に言われても……』
「俺のわがままに付き合ってよ。」
『……でも、いいの?』
「俺は全然いいよ。そのほうが安心だし………」
△△△さんは私に気遣いそう言ってくれてることは分かっていた。
好奇な目から私を守るため……
急な提案には驚いたけど、素直に甘えてみることにした。
さすがに、一緒に行くのはまずいと思い、撮影が終わるころに私は現地に入ることにした。
空港のラウンジにひとり、私は出発の時間を待っていた。
手には航空券とパスポートを握りしめながら……いまの状況になんの答えも出さないまま、夢と現実を彷徨っていた。
このままでいいのか。。。。。。私はまた△△△さんに迷惑をかけるんじゃないか。。。。。。そんな想いに心が騒めいていた。
現地の空港に着くと、マネージャーさんが待っていた。
【お疲れさまです。荷物は私が部屋に運んでおくので、このタクシーに乗って行ってください。場所は伝えてあるので。】
『えっ!?』
【△△△さんがそこで待ってますよ。】
『はい、でも……これでいいんでしょうか……』
思わず私はマネージャーさんに訊ねていた。
【大丈夫ですよ。△△△さんはあなたのことを守りたくてそうしたんです。△△△さんを信じてあげて下さい。】
そう言ってもらって少し私はほっとしてタクシーに乗り込んだ。
しばらく乗ると、タクシーは止まり運転手は[Good Luck]とだけ言い残し、タクシーは去っていった。
その先には、少しうつむき何かを考えている△△△さんが待っていた。
『………△△△さん』
そう声をかけると、何も言わずに私に向かって歩いてきて………
私を優しく抱きしめた。
「よかった………来てくれてありがとう。」
そう耳元で囁き、無邪気な子供のような笑顔で微笑んだ。
