久しぶりのまとまった雨。まだまだ水位の低いダムが多く巨べら師にとってはこれからがセカンドハイシーズンらしい
断続的に降る雨に伴いじりじり水位が上がってくると、沖目にあったへら玉がゆっくりゆっくりと分散。複数に分かれた7から8枚程の群れが綺麗に羅列し岸寄りに差してきている状況。
野生の本能で来るべきタイミングを察知し待機しているのだろう。

初日は夕マヅメからナイターで挑戦するも不発となってしまったが、翌日は更なる水位上昇過程に群れがまとまりエサを喰い出す個体が増えてきた

この子はどっちかな?長手だがへらぶなだろう
日中一時的に魚が消えたのだが、あれは他の魚を呼びに行ったのではないだろうか??魚の行動やコースを観察していると色々な発見があり面白い。

引き続き水位は上昇。いや、急上昇。徐々に40上クラスだった群れに尺半クラスの大型が交じり始め、更に遅れて超大型の腹パンがチラホラと、、いつの間にか立ち込んだ釣台周りは巨パンのへらぶなに囲まれハーレム状態

今にもハタキが始まりそうだが意外と始まらない。

夕方激しい糸ズレに苦戦しながらもなんとか喰わせた尺半上の巨パン。
そのタイミングで竿を飛ばされ落ち込んでいたのだが、このグラマラスな一枚で帳消しとする。

勢いそのままに連続ナイターへ突入。美形の尺半を追加で疲れも吹き飛んだ
その後夜中に大ハタキへと突入したのだが、全くエサに反応しなくなりスレのオンパレード。自分の技量では太刀打ちできず諦める他なかった

ハタキは翌日も続いたがどう頑張ってもエサには見向きもしない。中にはこぼれた粒子を吸ってる個体もいたのだが、、、まだまだ修行が足りんのでしょう

最後は巨べら達が繰り広げる命がけの産卵を暫し見届け某ダムを後にした。

いつか喰わせてやる

兆9尺ロスト。本ぬけ8尺道糸1.25号ハリス0.8号35✕25にグランキープ8号9号。エサは新べらグルテン底単品。