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日時:2024年7月14日2000CEST kick off
大会名:UEFA EURO2024 Germany・決勝
対戦カード:スペイン代表
対イングランド代表
会場:Olympiastadion
試合結果:前半0-0
後半2-1
合計2-1
得点者:47分(ESP)N.ウィリアムズ
(補、ヤマル)
73分(ENG)パーマー
(補、ベリンガム)
86分(ESP)オヤルサバル
(補、ククレジャ)
警告:25分(ENG)ケイン
31分(ESP)D.オルモ
90分+2(ENG)ワトキンス
ボール保持率:63%対37%(公式記録)
シュート数:15本対9本(公式記録)
枠内:5本対3本(公式記録)
パス本数:544本対303本(公式記録)
パス成功率:91%対81%(公式記録)
総走行距離:109.1㎞対108.6㎞(公式記録)
アタッキングサード侵入回数:89回対42回
(手元集計)
PA侵入回数:23回対7回(手元集計)
1.得点場面(括弧内は各場面の好プレー)
⑴ESPの1点目
ミドルサード右からル・ノルマンが
カルバハルにパス
→カルバハルがワンタッチでPA前右の
ヤマルにパス
→ヤマルがフリーでPA前右ハーフスペース
に運ぶ
→ヤマルが左ポケットに走り込んだ
N.ウィリアムズにパス
→N.ウィリアムズがフリーでシュート
→ゴール右に決まる
(カルバハルの好パス
ヤマルの好パス
N.ウィリアムズの左ポケットへの走り込み)
⑵ENGの1点目
ディフェンシブサード中央から
ピックフォードがミドルサード中央の
ベリンガムにパス
→ククレジャがベリンガムにパス
→ベリンガムがミドルサード右ハーフ
スペースのウォーカーにパス
→ウォーカーがミドルサード右のサカに
パス
→サカがフリーで右ポケットに運ぶ
→サカのクロス
→PA中央に走り込んだベリンガムがクロス
を受ける
→ベリンガムがPA前右ハーフスペースの
パーマーにパス
→パーマーのシュート
→PA中央でスビメンディのリフレクション
→ゴール左に決まる
(ベリンガムの相手のプレッシャーを剥がす
好パス
ウォーカーの好パス
サカの右ポケットへの運び
パーマーの好シュート)
⑶ESPの2点目
ディフェンシブサード中央からラポルテが
ミドルサード中央のF.ロペスにパス
→F.ロペスがD.オルモにパス
→D.オルモがPA前中央のオヤルサバルに
パス
→オヤルサバルがワンタッチで左クロス
ゾーンのククレジャにパス
→ククレジャがダイレクトでクロス
→PA中央に走り込んだオヤルサバルの
シュート
→ゴール左に決まる
(D.オルモの好パス
オヤルサバルの好パスとBoxへの走り込み
ククレジャのダイレクトクロス)
2.出場メンバー(括弧内は所属)
⑴ESP
23ウナイ・シモン(ATH)
2 ダニエル・カルバハル(RMA)
3 ロビン・ル・ノルマン(RSO)
→83分4ナチョ・フェルナンデス(RMA)
7 アルバロ・モラタ(ATM)
→65分21ミケル・オヤルサバル(RSO)
8 ファビアン・ルイス(PSG)
10ダニ・オルモ(RBL)
14アイメリク・ラポルテ(アル・ナスル)
16ロドリ(MCI)
→HT18マルティン・スピメンディ(RSO)
17ニコ・ウィリアムズ(ATH)
19ラミン・ヤマル(BAR)
→90分6ミケル・メリーノ(RSO)
24マルク・ククレジャ(CHE)
⑵ENG
1 ジョーダン・ピックフォード(EVE)
2 カイル・ウォーカー(MCI)
3 ルーク・ショー(MUN)
4 デクラン・ライス(ARS)
5 ジョン・ストーンズ(MCI)
6 マルク・グエイ(CRY)
7 ブカヨ・サカ(ARS)
9 ハリー・ケイン(FCB)
→61分19オリー・ワトキンス(AVL)
10ジェード・ベリンガム(RMA)
11フィル・フォーデン(MCI)
→89分17イヴァン・トニー(BRE)
26コビー・メイヌー(MUN)
→70分24コール・パーマー(CHE)
3.フォーメーション
⑴ESP
①前半(通常の保持局面):4-3-3
7番
17番 19番
10番 8番
16番
24番 14番 3番 2番
23番
②前半(ビルドアップ時):2-3-2-3
17番 7番 19番
10番 8番
24番 16番 2番
14番 23番 3番
③前半(非保持局面):4-3-3
17番 7番 19番
10番 16番 8番
24番 14番 3番 2番
23番
④後半:4-2-3-1
7番
(65分21番)
17番 10番 19番
(90分6番)(90分10番)
8番 18番
24番 14番 3番 2番
(83分4番)
23番
⑵ENG
①〜61分(通常の保持局面):4-2-3-1
9番
10番 11番 7番
4番 26番
3番 6番 5番 2番
1番
②〜61分(ビルドアップ時):2-3-4-1
9番
10番 11番 26番 7番
3番 4番 2番
6番 1番 5番
③〜61分(非保持局面):4-2-3-1
9番
10番 11番 7番
4番 26番
3番 6番 5番 2番
1番
④61分〜73分(保持局面):3-4-2-1
19番
10番 11番
(70分 (70分
11番) 24番)
3番 4番 26番 7番
(70分10番)
6番 5番 2番
1番
⑤61分〜73分(非保持局面):4-1-4-1(61分
時点のメンバーのみ)
19番
3番 10番 11番 7番
26番
4番 6番 5番 2番
1番
⑥73分〜89分:4-2-3-1
19番
11番 24番 7番
4番 10番
3番 6番 5番 2番
1番
⑦89分〜FT:3-4-1-2
17番 19番
24番
3番 4番 10番 7番
6番 5番 2番
1番
4.試合展開等
⑴試合展開
UEFA公式ホームページ 参照。
⑵シュート関与数上位3傑
①ESP
1)N.ウィリアムズ 8
2)ル・ノルマン 6
2)D.オルモ 6
2)ヤマル 6
②ENG
1)ライス 4
2)ベリンガム 3
3)ピックフォード 2
3)グエイ 2
3)サカ 2
3)フォーデン 2
3)パーマー 2
⑶キーパス供給元の位置
①ESP
右2 右ハーフスペース3 中央5
左ハーフスペース2 左2
②ENG
右1 右ハーフスペース0 中央1
左ハーフスペース0 左1
⑷得点場面以外の好プレー
①23分(ESP)
・ロドリの好プレッシャー
・D.オルモの好守備
②32分(ENG)
・L.ショーの好守備
③35分(ESP)
・ヤマルの好パス
④45分(ENG)
・ベリンガムの好守備
⑤49分(ESP)
・D.オルモの好フリックとゴールのわずか右
に外れるシュート
⑥50分(ESP)
・ガルバハルの好守備
⑦55分(ESP、ENG)
・ガルバハルの好守備
・グエイの好ブロック
⑧55分(ESP、ENG)
・ル・ノルマンの好パス
・ヤマルの好ポジショニング
・モラタのBoxへの走り込み
・ストーンズの好クリア
⑨56分(ENG)
・F.ルイスの好守備
・N.ウィリアムズのゴールのわずか左に
外れるシュート
⑩64分(ENG)
・フォーデンの好守備
・ベリンガムの好シュート
⑪66分(ESP、ENG)
・D.オルモの好パス
・ヤマルの好トラップ
・ピックフォードの好セーブ
⑫68分(ENG)
・ピックフォードの好クリア
⑬70分(ESP)
・N.ウィリアムズの好守備
⑭72分(ESP)
・スビメンディの好パス
⑮78分(ENG)
・ストーンズの好守備
⑯82分(ESP、ENG)
・スビメンディの好プレッシャー
・N.ウィリアムズの好守備
・N.ウィリアムズとD.オルモの連携による
Boxへの運び
・D.オルモの好パス
・ピックフォードの好セーブ
⑰86分(ESP、ENG)
・D.オルモの好パス
・ピックフォードの好キャッチ
⑱89分(ENG、ESP)
・ベリンガムの好パス
・ナチョの好守備
⑲90分(ENG、ESP)
・パーマーの好キック
・グエイのこぼれへの反応
・ライスのこぼれへの反応
・U.シモンの好セーブ
・D.オルモの好ブロック
⑸両チームの戦術
①ESP
・スタイル:コントロール
・守備開始位置:アタッキングサード
・相手のビルドアップに対する守備方法:
CFと両WGが相手GKと両CBをマーク
両IHが相手ボランチをマーク
・CKの守備方法:ゾーン+マンマーク
・幅をとる選手:両WG
・攻撃方法:中央から攻撃
・CKキッカー
(右)ヤマル
(左)N.ウィリアムズ
②ENG
・スタイル:ダイレクト
・守備開始位置:自陣
・相手のビルドアップに対する守備方法:
CFが相手の両CBをマーク
トップ下が相手アンカーをマーク
両ワイドが相手両SBをマーク
ボランチが相手両IHをマーク
・CKの守備方法:ゾーン+マンマーク
・幅をとる選手:右ワイドと左SB
・攻撃方法:
相手最終ラインの背後を狙い攻撃
・CKキッカー
(右)フォーデン
(左)ー
5.ESPの勝因
①後半のフォーメーション変更によりENGの
中盤のマークが嵌らなくなったこと
②ENGが疲労から終盤足が止まったこと
③D.オルモが攻守に活躍したこと
④カルバハルの好ポジショニングによりENG
のマークのズレが生じたこと
⑤両WGの攻撃が機能したこと
6.MIP
①選手名
ダニ・オルモ(RBL)