虚ろな霧
雨が多く降った夜に、
ふと見上げた空は、いつになくどんよりとしている。
あの時みた空の色はこんなに明るくはなかった。
東京の空は明るい。
そして、感動もない。
アスファルトに打ち付けた雨は、
空気に飽和されて霧になった。
どこにでもある街灯が霧を照らす。
淀んだ空気は色を変えない。
コンビニでは意味なくたむろう若人。
店員は仕事に意味など見いだしてはいない。
夜は虚ろだ。
草も風も車も俺も、
ただただ虚ろに揺らめく霧のよう…
脱力と怠惰は人が持つ絶対な敵。
それに甘んじて身を委ねると、
人は霧のように、
ただの確証のない存在になる。
目の前のグラスは汗をかき、
焼酎と烏龍茶に沈む氷が崩れる。
その音は俺にしか聞こえない。
9月の夜、
俺だけが味わう、霧の夜。
ふと見上げた空は、いつになくどんよりとしている。
あの時みた空の色はこんなに明るくはなかった。
東京の空は明るい。
そして、感動もない。
アスファルトに打ち付けた雨は、
空気に飽和されて霧になった。
どこにでもある街灯が霧を照らす。
淀んだ空気は色を変えない。
コンビニでは意味なくたむろう若人。
店員は仕事に意味など見いだしてはいない。
夜は虚ろだ。
草も風も車も俺も、
ただただ虚ろに揺らめく霧のよう…
脱力と怠惰は人が持つ絶対な敵。
それに甘んじて身を委ねると、
人は霧のように、
ただの確証のない存在になる。
目の前のグラスは汗をかき、
焼酎と烏龍茶に沈む氷が崩れる。
その音は俺にしか聞こえない。
9月の夜、
俺だけが味わう、霧の夜。
限りない、星空の歌
空に瞬く星のように、
光を言葉に変えて、君に届ける愛の歌。
追いつく事のない、
世界の膨張の中で、
ただ一つみる光の言葉を待ち続ける。
全ての星は歌い、
空は幾千幾億の言葉に満ち溢れる。
時に喜び、
時に悲しみ、
怒り、恨み、驚き、
そして愛。
どこかの君に伝えたくて、
どこという場所へと送るメッセージ。
君に届いた時、
この身が朽ち果て、
膨張した世界にとけ込んだとしても。
命の火を燃やす君に、
この声が届いたならば…
君の顔を見れなくても、
この世界はとても明るい愛に満たされる。
そして世界がさらに膨張して、
いつかの愛が消えてなくなり、
世界が疲れて朽ち果てて、
全てを巻き込んで、縮んで泡になるとしたら。
この次では、
君の側に僕はいれるかもしれない。
もし、君の側にいれなくても、
今と同じ、
僕は輝き、光を言葉に変えて送り出す。
それは夜空を巡るメッセージ。
愛しきどこかの君へ送る…
愛の光。
光を言葉に変えて、君に届ける愛の歌。
追いつく事のない、
世界の膨張の中で、
ただ一つみる光の言葉を待ち続ける。
全ての星は歌い、
空は幾千幾億の言葉に満ち溢れる。
時に喜び、
時に悲しみ、
怒り、恨み、驚き、
そして愛。
どこかの君に伝えたくて、
どこという場所へと送るメッセージ。
君に届いた時、
この身が朽ち果て、
膨張した世界にとけ込んだとしても。
命の火を燃やす君に、
この声が届いたならば…
君の顔を見れなくても、
この世界はとても明るい愛に満たされる。
そして世界がさらに膨張して、
いつかの愛が消えてなくなり、
世界が疲れて朽ち果てて、
全てを巻き込んで、縮んで泡になるとしたら。
この次では、
君の側に僕はいれるかもしれない。
もし、君の側にいれなくても、
今と同じ、
僕は輝き、光を言葉に変えて送り出す。
それは夜空を巡るメッセージ。
愛しきどこかの君へ送る…
愛の光。
束の間の夢
夢を見た。
この世界の絶望を知る前の夢を。
夢を見た。
もう叶うことない夢を。
小さく積み重ねた全てが、
とても儚く、
泡のようにはじけて消えた。
夢を見た。
空を抱きしめて、
嘘や偽りをかき消そうとした。
夢を見た。
とても、
とても、
とても、
残酷な夢を。
この世界の絶望を知る前の夢を。
夢を見た。
もう叶うことない夢を。
小さく積み重ねた全てが、
とても儚く、
泡のようにはじけて消えた。
夢を見た。
空を抱きしめて、
嘘や偽りをかき消そうとした。
夢を見た。
とても、
とても、
とても、
残酷な夢を。
