9月に入っても猛暑が
続いていますが
風のある日は
比較的涼しく感じられます
もう、早朝あさんぽではなく、
普通にあさんぽになりました
す・る・と……
太田川の中州の野鳥に気づいて
カメラを向けると
太田川河岸の欄干に
得体の知れない昆虫が止まっています
これは、蜂なのか虻
なのか
いろんな角度から撮影開始
尾?に白い毛がふさふさしています
白い筆先をカットしたみたいな形状
足先は足袋をはいているみたいです
背中はこぶのように盛り上がっていますね
腹は毛の生えたネジのようです
とても毛深い昆虫ですね
こんなに大きな目玉なのですから
視力はいいに違いないっ
しかも太い口器を持っています
翅は透き通って、短めです
影にもくっきり写っています
これだけ特徴のある昆虫なので
すぐにサーチできました
*****
名前はシオヤアブでした
漢字で書くと塩谷虻
名前の由来は白い毛の部分が
塩を吹いているように見えることから
日本全国に分布しています
ワタクシは初撮影です
腹端部の先に白い毛があるのは♂です
肉食のアブでまれに
トンボやスズメバチやカマキリなどの
自分よりも大きな昆虫でも捕食します
飛翔しながら背後から奇襲し、捕まえたら
太い口器を突き刺して麻痺させ、
体液を吸うのです
獰猛な狩りをすることから、
一見無敵のスズメバチからも
恐れられる存在ともされています
*****
安心してください
シオヤアブは
人間はほとんど刺さないそうです
ただし、普通のアブの場合は皮膚を切り裂いて
にじむ血液を吸うそうで
痛みを感じて後で炎症を起こすので
要注意です
いつもは太田川河岸から
花を眺めたり~
野鳥を眺めたりするのですが……
思わぬ
シオヤアブ(塩谷虻)の観察でした
ディーン 今日もいい子で待ってくれて
あ・り・が・と・う
では、また、今度。