♪Etsumin♪ のお出掛け日記 -3ページ目

ペテン師と詐欺師

9/15は、新橋演舞場へ「ペテン師と詐欺師」を観に行って来ました。



ローレンス・ジェイムソン:石丸幹二
クリスティーン:宮澤エマ
ミュリエル:保坂知寿
ジョリーン:大和田美帆
アンドレ:岸祐二

とっても面白いミュージカルでしたにこおんぷ 。

W主役の石丸幹二さん演じる凄腕の詐欺師ローレンス・ジェイムソン。山田孝之さん演じる若くケチなアメリカ人詐欺師フレディ・ベンソン。
お二人の掛け合いは、とにかく面白かったですし、特に山田孝之さんのユーモアのセンスには、脱帽でした。
演出の福田雄一さんが、この役を山田君にやってもらえたら面白くなる!と直感的に思ったとのことですが、その直感は間違いなかったですね。
山田孝之さんの自由過ぎるはっちゃけぶりは最高で笑えましたし、しかも、歌がとてもお上手なことにもびっくりでした。山田孝之さんって、とても器用で素晴らしい役者さんだなぁ~と思いました。

石丸幹二さんのダンディな詐欺師っぶりもよかったですし、格好よかったです。

ローレンス・ジェイムソンの相棒の警察長アンドレを演じる岸祐二さんも渋さのなかにもお茶目さもあってよかったです。
大金持ちの未亡人ミュリエル演じる保坂知寿さんとの大人の雰囲気ムンムンな場面の中にも、キュートさが散りばめられるお二人のやり取りがよかったです。そして、保坂さんが、やたら可愛らしかったです。

ローレンスを振り回す石油王の娘ジョリーン演じる大和田美帆さんもよかったです。なまりのあるセリフ回しも面白くて、可愛らしかったです。一幕だけの出演では物足りない感じがしてしまう位でした。二幕でも出演する場面があったらよかったなぁ~。

宮澤エマさん演じるアメリカ人旅行者のクリスティーンもよかったです。とにかくエマさんは、歌もお上手ですし、演技力も抜群で、観ていて、安心感がありました。

才気あふれる若手詐欺師と優雅なベテラン詐欺師との、騙し騙される勝負の結末には、お二人ともご苦労様でしたって感じでした(笑)。

福田雄一さんの演出は、本当に笑いの宝庫だなぁ~と感じたミュージカルでした。

エリザベート ⑧

エリザベート、8/26に千秋楽を迎えました。3ヶ月間という長い公演でしたが、全てのキャストの方々が、お怪我なく、無事に千秋楽を迎えられて、よかったです。

千秋楽は観劇出来ませんでしたが、千秋楽前日の8/25のマチネを観劇して来ました。
この日のマチネのキャストはこちらです。


久しぶりの古川雄大さんのトートでしたが、もうとにかく格好よくて、雄大さんの美しいトートに見惚れました。甘い歌声、力強さや鋭さも加わり、芳雄さんとはまた違う魅力を感じました。ルドルフを演じた時から、雄大さんがずっと憧れていたトート。そのトートを演じることが現実となり、雄大さんも全身全霊でトート役を挑んだことと思います。その熱い思いが沢山詰まった 魅力溢れるトートでした。
雄大さんの長年の夢が叶ったことも嬉しかったですし、私自身も雄大さんがトート役を演じることを以前からずっと熱望していたので、本当に感慨深かったです。

今回のエリザベートの観劇では、愛希れいかさんのエリザベートを観ることが多かったのですが、Wキャストの花總まりさんはもう~非の打ち所のないエリザベートですが、愛希れいかさんのエリザベートも花總さんに引けを取らないエリザベートで、観劇する度に感動しました。

そして、平方元基さんのフランツ・ヨーゼフは、本当に素晴らしかったです。
若き頃のフランツ・ヨーゼフ、年老いてからのフランツ・ヨーゼフへと移り変わりゆく姿を、見事に演じていて、その元基さんの姿にフランツ・ヨーゼフの思いが伝わってきました。
千秋楽のカーテンコールのYouTubeを見ましたが、小池先生が元基さんの成長ぶりを褒めていらっしゃっていて、小池先生も元基さんの成長した姿は嬉しかったと思いますし、誉められた元基さんは、それ以上に嬉しかったことと思います。
私の思いとしては、元基さんにもいつかトート役をやってもらいたいです。元基さんは、容姿も歌も素敵ですし、トート姿も格好いいだろうなぁ~。

そして、エリザベートのシングルキャストの方々、本当にお疲れさまでした。シングルキャストの方々、誰一人かけても成り立たないエリザベート。しかもシングルキャストの方々は、何役もこなされていて、全ての役を素晴らしく演じていて、皆さん魅力的でした。特に、真瀬はるかさんのヴィンデッシュ嬢(精神病患者)の演技は圧巻で印象的でした。

今年のエリザベートは終わってしまいましたが、なんと!来年エリザベートの20周年公演の発表がありました。嬉しい爆笑。キャストが気になりますが、来年のエリザベート楽しみにしています。

グーテンバーグ!ザミュージカル!2019

観劇からだいぶ日にちが経ってしまいましたが、8/12は、上野ストアハウスで、「 グーテンバーグ!ザミュージカル!2019」を観に行って来ました。


出演:原田優一 新納慎也
プロデューサー 岡幸二郎
ピアノ:桑原まこ
振付:当銀大輔
演出:板垣恭一

ストーリーは…ブロードウェイを目指している作曲家と作家の2人が、ドイツのグーテンバーグという印刷機を発明し、ブロードウェイの上演権を勝ち取るために客席にいるプロデューサーにグーテンバーグのミュージカルの登場人物を2人で演じ分けながら作品のプレゼンをするという物語。

原田優一さんと新納慎也さんの二人芝居。派手なセットはなく、演奏もピアノのみでしたが、汗まみれになりながらのお二人の全身全霊での名演技は素晴らしかったですし、フリートークも含め、とっても面白かったです爆笑。最初から最後まで笑いっばなしでした。

原田優一さんと、新納慎也さんの二人芝居でしたが、帽子に書かれた役名を何役もこなされ、巧みな演技、物真似もあり、楽しいトークと盛り沢山。
原田優一さんの表情豊かな顔芸?や、金八先生や、ミュージカル界の大御所の、山○○一郎さんの物真似等々、とにかく全てにおいて、面白くて、笑いが止まらなかったです。もう~原田優一さんの芸達者ぶりには、脱帽でした。原田優一さんの事がかなり好きになりました。

新納慎也さんは、頭の回転もよくて、元々トークも面白いですし、ノリもよいですし、笑いの坪もちゃんと分かっていらっしゃる方なので、優一さん同様、演技でもトークでも笑わせてくれました。新納さん、絶対にこういう舞台、凄く好きだろうなぁ~と感じました。

ストーリーの最後は、ブロードウェイのプロデューサー役が、日替わりで登場します。今回のプロデューサー役は岡幸二郎さんでした。こんな小さな劇場で岡さんを観られるなんて、何だか得した気分でした。岡さんのコメントがまた面白くて、大笑いしちゃいました爆笑

とても芸達者なお二人が繰り広げるグーテンバーグの世界観に、どっぷり堪能させて頂き、とにかく笑わせて頂きましたにこ

ラストに写真タイムがありましたが、すぐさまスマホの電源オンにしたけれど、なかなか立ち上がらず、慌てて写真取りましたが、こんな写真しか取れませんでした(笑)。新納さんの写真を取れる機会なんて、普段はあり得ないから、いい写真取りたかったなぁ~。