こんばんはニコニコ
会うとホッとする心理カウンセラー
ジャージコバ認定カウンセラー
せいちゃんです。




今日は

学生時代バイトしていた

居酒屋のママの

三回忌に京都に行ってきた。

バイトの学生が法事?って思うでしょ。

すごく可愛がってもらった。

だから

こうやって

毎年呼んでくれるのだろぅ。






僕は学生時代

京都に住んでいた。

その間、4年間ずっと

小さな居酒屋で

バイトしていた。

その居酒屋の女将さんを

僕らはママさんと呼んでいた。

僕がママに出会ったとき

ママはもう70歳を越えていた。




夕方5時頃に出勤して

夕刊のスポーツ新聞を読む。

胃腸が悪かったママは

薬をビールで飲む。

常連客に囲まれていつも楽しそうだった。

嫌な客がきたら

もう二度と来ていらん。と言い

てんこ盛りの塩を店の入り口にまいていた。






そのママ。

ママは若いとき

九州から

ここ京都に移り住んで

京都の西の方で小さな居酒屋を始めた。

50年くらい前の話。

それがまぁ、めちゃめちゃ繁盛したらしい。




その後、四条木屋町に京都で初めての

洋酒喫茶(今で言うクラブやスナックのこと)

をオープンさせた。

当時、四条木屋町はやくざが仕切っていて

ママも最初はすごく脅されたらしい。

しかし人を大切にするママは

その怖い人たちにもすごく気に入られたらしい

ママが四条木屋町にタクシーで来ると

道の至るところにいるその怖い人達は

一斉に道をあけてママの乗るタクシーを

通してくれたらしい。





そんな話を

客が来ない日に

せいちゃん!カウンターに座り。
飲むで。

と言って、僕をカウンターに座らせ

語ってくれた。

そんな伝説のママだから

テレビや雑誌の取材がいろいろきてたけど

全部断ってた。

いつも来てくれるお客さんを大切にしたかったらしい。





今は年に1回だけ

チーママさんが後を継いでる

その居酒屋に行っている。



今日、三回忌法要が終わった後

飲みなおしでその居酒屋に戻り

みんなで思い出を語った。

チーママさん嬉しそうだった。

この雰囲気

この匂い

このカウンター

このキッチン

変わってない。

タイムスリップした気分だった。







バイト当時はよく怒られた。

でも、結局、優しかったなぁ。


おかげで僕はお酒が飲めるようになり

今、いろんな人と楽しくお酒を飲めている。


おかげで僕は料理も教えてもらい

家庭料理はできるようになった。
(妻せい代には負けます(^^;))


おかげで僕は人と話すときのコツを教えてもらい

今の仕事にすごく役立ってる。



おかげで僕は人を大切にすることを教えてもらい

今、いろんな人に大切にされている。








ありがとう伝説のママさん。













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