あっか~ん
のぼせる~
あっか~ん
のぼせる~
あっか~ん
のぼせる~
あっか~ん
のぼせる~
ん?ん?ん?
お風呂からせい代(妻の)声が聞こえてきたぞー
お風呂には、せい代(妻)とせい子(娘)
せいちゃん、駆けつける。
せいちゃん
『どうしたん?』
せい代(妻)
『あかん、のぼせる。カルピスアイス持ってきて』
せい子(娘)
『せい子もー、パパ持ってきてー』
せいちゃん
『えっ? ん? あっ、はい。』
(お風呂でカルピスアイス食うなんて、やっちゃいけないだろう。。まっ、まっ、たまには良しとしよう!)
1日目の出来事だった。
2日目。
せいちゃんとせい子、お風呂に入る。
せい子
『あっー、あつい!あつい!
パパッ~、カルピスアイス食べたーい!』
せいちゃん
『えっー!もー。1回だけだぞ』
(ペロペロペロ、シャリシャリシャリ)
せいちゃん
『おいしい?』
せい子
『うん!とっても!』
せいちゃん
『あっ、そー。ふーん』
3日目。
せいちゃんとせい子、お風呂に入る
せい子
『パパ~、お願いがあるんだけどー。』
せいちゃん
『なに?』
せい子
『カルピスアイス食べたーい!』
せいちゃん
『はっー?』
『あかーんそんなん毎日毎日お風呂で食べたらあかん!』
『お風呂の神様に怒られるぞ』
『隣のひーくんも、向かいのともちゃんも、なおちゃんも、そんなことやってないぞー』
せい子
『うっ、うっ、うえーん』
『ガルビズアイズだべだがっだだけなのにー』
『ババのバガー』
(せい子の泣き声で二軒となりの番犬が反応する)
せいちゃん
『んあぁぁ、わかった!わかった!』
『今日だけだぞ』
せい子
(ペロペロペロ、シャリシャリシャリ)
せいちゃん
『おいしい?』
せい子
『うん!サイコー!』
せいちゃん
『あっ、そー。ふーん』
4日目。
3日目と同様の惨劇につき、省略。
5日目
せいちゃんとせい子、お風呂に入る。
せい子
『パパ先に入ってて~』
せいちゃん
『おっ、おー。』
5分後
せいちゃん
『せい子、早く入ってきてー』
せい子
『はーい!おまたせー!』
(せい子、ペロペロペロ、シャリシャリシャリ すでに食べ始めている)
以下、せいちゃん
うぅー
お風呂でアイスなんて
うぅー
絶対やっちゃいけない
うぅー
だらしない大人になってしまう
うぅー
お母さんに見つかったら怒られるー
うぅー
そんなことしてたらダメな大人になるよーって怒られるー
うぅー
これがお母さんの呪縛かぁー
うぅー
これが自分の抑制してること、他人がしてたら腹立たつやつかー
うぅー
てことは、これほんとはやりたいんじゃないのかー!俺も~
うぅー
やりたいんだろー!俺ー!
うぅー
うぅー
うぅー
うぅーーーー
・・・
・・・
・・・
せいちゃん
『せい子ー!
ドア開けろー!』
せい子
『はーい!わかりましたー!』
せいちゃん
『せい代ー!
至急!
キンキンに冷えたカルピスアイスー!
お風呂にー!
持ってきてちょーだい
お願いしま~す』
せい代
『』
せいちゃん
『こっ、これが~禁断の、お風呂でアイス』
(生つばをゴクン)
(神様、仏様、ご先祖様、龍神様、この謀反をお許しください)
『パクッ』
『ペロペロペロ、シャリシャリシャリ』
『うめぇー』
(このあったかいと冷たいのコントラストがサイコー!)
『し・あ・わ・・・・おーい』
せいちゃん
『どさくさに紛れてもう1個食うんじゃないよー!!!!』
せい子
『よかったね。パパッペロペロペロシャリシャリ
』
せいちゃんとせい子のお風呂でアイス、いつまで続くのか実験開始。
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