履いてた靴がさぁー





からのーさー
こーなってさー





新しい靴を買いに行きました✨
こんばんは
せいちゃんです。

せいちゃん
『アディダスのスタンスミス、あります?かかとの色、緑のやつ。』
店員さん
『あります。少々お待ちください』
(試しに履く)
せいちゃん
『やっぱりいいなぁ、スタンスミス✨ ベルクロあります?』
店員さん
『お持ちしますね。』
(ベルクロバージョン持ってきてくれる)
せいちゃん
『あぁ~、ベルクロやっぱかっこいい✨』
店員さん
『お好きなんですか?スタンスミス。』
せいちゃん
『高校生のときに初めて友達に教えてもらって、もう20年くらいずっと好きなんです。
けど、最近、安い靴ばっかり買ってたので・・・すぐ、だめになっちゃって。』
店員さん
『昔から人気ありますよね
スタンスミス✨』

思い出す20年前・・・
春風通り抜ける廊下、先に校庭に出たあの子を見つける。
少年A
『なっ、なぁ~。ちょっと待って。』
少年B
『おっ、おぉ。』
少年A
『今日、めちゃ緊張したなぁ。』
少年B
『うん。』
少年A
『めちゃ疲れたなぁ。』
少年B
『うん。』
少年A
『電車で帰るん?』
少年B
『うん。』
少年A
『俺も電車。駅まで一緒に帰ろうや』
少年B
『うん。』
校門を出て
線路を横目に見ながら駅まで15分
桜並木が続く歩道
高校の入学式を終えて
同じクラスになった
少年B虎川くんに
声をかける少年A。
20年前のせいちゃんだ。
高校の入学式のあとの帰り道。
せいちゃん
『クラスに男子6人だけやで、どうするー虎川くん』
虎川くん
『うっ、うん。。。。とらっち、でいいよ。僕の名前呼ぶの。』
せいちゃん
『わかった!とらっちで呼ぶ。』
せいちゃん
『とらっち、めちゃめちゃかっこいい靴履いてるやん✨何てゆうのそれ?』
とらっち
『こっ、これ✨、アディダスのスタンスミス
』

せいちゃん
『えっ?!、アディダスの靴に名前なんかあんの?』
(せいちゃんは山の中で育ったから高校入学までおしゃれとかファッション全然わからなかった
)

とらっち
『そう
これはスタンスミスって言ってめちゃ人気がある!もともとはテニスシューズやねん。スタンスミスの中でも、かかとが緑色のものがめちゃ人気
』


(急にめちゃしゃべり出したなぁ。とらっち。)
せいちゃん
『そうなんやぁ、俺もほしいなぁ。アディダスのスタンスミス
』

とらっち
『スタンスミスの中でもベルクロはめちゃめちゃかっこいい!』
せいちゃん
『ベッ、ベッー?』
とらっち
『靴ひもじゃなくてベルトになってる
めちゃかっこいいよ!!!』

とらっちは普段無口だけど、おしゃれのことについてはめちゃめちゃ熱弁してくれた。
もう一つ、足の速いやつとギター弾けるやつはモテる説についても熱弁してくれた。
高校生活最初の春の思い出だった。
話は戻って
せいちゃん
『じゃぁー、ベルクロのやつにします
』

店員さん
『かしこまりました。ありがとうございました。』
久しぶりにスタンスミスを買った✨
20年経っても好きなんだなぁ、この靴

節約でついつい、自分の気持ち横に置いて、安いもの選んだりするけど
自分の好きなものを選んで、身につけるってやっぱり気持ちいいなぁ

このブログはリブログ・シェアなどリンクフリーです。