【歌詞】
最上階に君が一人 失せる影が ずっと ずっと
「ずっと、僕らの夢はもう見つかりはしないでしょう」
バッシュのスキール音 息を切らす コート上に五人
夕闇に染まる街 窓の外に
今 切り取ってく
昨日の事は忘れました
明日の事も
思い?出せ?なくて?
あぁ もう しない しないなんて 僕は 確かに嘆いてたんです
日々が 「つらい」 つらい なんて 願い 凍て付いて戻らないや
愛? のない? 苦い相対
虹の色も まだ前人未到の
そう、これでお終いなんだ
僕が 君に 繋ぐ
最上階から見た景色 逃げる影が ずっと ずっと
「ずっと僕らの声も、もう聞こえてはいないでしょう?」
笑顔の褪せてく音
沈んでいく心の奥底
雲一つない空に
僕は一人
また透けてくだけ
バッシュの音は一つ限り
広すぎるコート上で響く
苦笑も出ない 出ないような
僕は確かにそこにいたんです
僕を 見ない 見ないなんて
今も焼き付いて離れないよ
もう長い 長い停滞
耳の奥で ただあの日の言葉が
あぁこれでお終いなんて
そんな 君の声も
ねぇ
あの日絶たれた望みがもう
胸を切り付けちゃって
部活も辞めて
「バイバイバイ」
何を欲しがったんだっけ?
塵も積もって 数年間
僕が 君が 僕が嫌がったんです
まだ あぁ
心の暗い暗い奥の
底にいつでも封じてたんです
今じゃ遅い 遅いなんて
後から悔いちゃったんだ
あぁ もう 嫌い 嫌いなんだ
君も 僕も チーム バスケ 全部
「透けて消えてなくなって」
涙も出ない 出ないような
僕が確かに震えてたんです
今も嫌い 嫌いなんて
君が遠すぎてわからないや
まだ早い 早い後退
虹の 色も まだ前人未到の
そう これが始まりなんだ
僕が 君に 捧ぐ
広いコートに溶ける
透明少年
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