初投稿です。都内の大学に通う20歳の大学生です。大学では政治学を学んでおり、Twitterでは政治について語っています。第1回目で語りたいのは、日本の選挙制度についてです。
先日行われた衆議院選挙の結果は多くの方がご存知の通り、与党の勝利となりました。野党共闘をした政党はむしろ議席を減らすことになりました。「いやいや、自民党の議席だって減ってるんだから、野党共闘は成功だ!」という意見も分かりますが、政治は結果です。結果として、与党側が勝利したのだから野党の負けでしょう。
今回の選挙は波乱の事件を起こしました。自民党現職幹事長の小選挙区での落選。自民党幹事長経験者の小選挙区での落選、さらに比例復活もならずという異例の事態。野党側でも連続17回当選をしてきた大物議員が小選挙区で落選、大阪を含む全国で維新の会の躍進とそれを甘く見た与野党議員両方の落選。
Twitterを見てると多くの皆さんが、「日本の選挙制度ってなんでこんなに分かりにくいの?」「小選挙区で負けたのに、なんで比例代表で復活できるの?おかしいじゃない!」というようなツイートをされてるのを目にしました。私は日本の選挙制度は変えるべき時に来ていると思います。
そもそも、なぜこんな制度になったのか?元々、日本では中選挙区制度という選挙制度でした。これは1つの選挙区から複数名選ばれるという制度でした。しかし、この制度は同じ党から複数名出せたので、票の取り合いや、それに伴う金権政治の温床となりました。その後、平成の政治改革で現在の小選挙区比例代表並立制というのが採用されました。小選挙区比例代表並立制では、全国を289の選挙区と176の比例代表区に分け、465人の衆議院議員を選ぶ。小選挙区は名前を書き、比例代表制は政党名を書く。比例代表制は入った票をドント式で割り振っていくという分かりにくい制度です。
中選挙区制にも小選挙区制にも問題点はあります。中選挙区だと上記のような例以外にも選挙自体にお金がかかります。小選挙区だとお金は比較的かからないですが、一票の格差という問題が生まれます。
一票の格差とは同一の選挙の選挙区間で有権者数あるいは人口数が異なっていることで1票の価値あるいは選挙区民一人ひとりの価値が異なっていることを指摘する問題であり、小選挙区ではこの問題が大きく議論されている。現在の最大の一票の格差は東京10区と鳥取1区である。その差はおよそ2倍である。
参議院でも小選挙区比例代表並立制が採用されている。参議院は解散がないので、半数を3年に1度改選する。参議院の問題点は合区が作られてしまったことだ。上記の一票の格差を無くすため、鳥取・島根、高知・徳島の4県は合区という形で選挙区をまとめられてしまっている。これは、民意を無視する由々しき問題である。合区は辞めるべきだ。
日本の選挙制度は本当にわかりにくいと思う。そろそろ抜本的に見直す時が来た。日本は比例代表制をやめ、衆議院も参議院も単純小選挙区制に移行すべきだ。つまり、選挙区で候補者の名前を書いて当落を判断するというものだ。
衆議院では、465選挙区に分け選挙を行うべきだ。その割り振りの仕方は人口比で決めていく。大体、527万人で1選挙区の計算となり、例えば、人口が少ない鳥取・島根は人口比で割ると2人。1番人口の多い東京は51人選ばれる。これでは地方の不平等に拍車をかけてしまうので、参議院ではどの県も定数5にして、235選挙区に分けるべきだ。
上記が私が思いつく最高の選挙制度だ。是非国会で議論して頂きたい。