飲食店にとって「仕込み」は味を支える大切な仕事です。

ただし毎日の仕込みは時間も労力もかかるのが現実。そこで当店では、テクニカンの急速冷凍機「凍眠」を活用しています。




鶏肉・鴨肉・海老といった生鮮品はもちろん、くるみタレや大根おろしといった加工品まで、一度に急速冷凍。

マイナス30℃前後の液体で一気に凍らせることで、細胞を壊さず鮮度を保つことができます。解凍後も食感や風味はそのまま。







凍眠を使うメリット



  1. 鮮度保持
     食材を凍らせても品質の劣化が少なく、鴨の脂の旨味や海老のプリッとした食感がそのまま残ります。
  2. 効率化
     一度仕込んだ食材をストックできるため、忙しい時間帯の作業が大幅に短縮。繁忙期でも安定した品質を提供できます。
  3. フードロス削減
     使う分だけ解凍できるので、廃棄が減り、食材の有効活用にもつながります。




実際の運用例



  • 鶏肉:鶏南蛮や鶏汁せいろに使う部位を小分け冷凍
  • 豚肉:豚南蛮や豚せいろ用に仕込み
  • 鴨肉:鴨南蛮や鴨せいろ用に仕込み
  • 海老:天ぷら用に下処理して凍眠
  • くるみタレ:香りを損なわず保存
  • 大根おろし:水分離れせず、おろしそばとしてそのまま使用可能



仕込みの手間を減らしながら、いつでも「出来立ての美味しさ」を提供できる。

それが、凍眠を導入して得られる一番のメリットです。


お客様に「ここはいつも安定して美味しいね」と言っていただけるのは、こうした裏方の仕組みが支えているのかもしれません。