介護は
「がんばり」より
「仕組み」です
介護の準備というと
「親が倒れた時」
「認知症が進んだ時」を
思い浮かべますよね ![]()
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でも実は
もう一つ。
見落とされやすいのに
現実に起こりやすいことがあります。
それは
介護する側の私が倒れること。
風邪。
ぎっくり腰。
持病の再燃。
不眠が続いてメンタルが限界になる…。
私が倒れた瞬間
家の中のバランスは一気に崩れます。
私の
“もしも”に
備えるポイントは?
備えは2つだけです。
代わりの手(人・サービス)を確保しておく
引き継ぎメモを作っておく
この2つがあるだけで
「私が倒れたら終わる」が
「何とか回る」に変わります![]()
私が
“もしも”倒れると![]()
すぐに起こるのは
食事が用意できない
服薬管理ができない
通院や買い物が止まる
排泄や入浴の介助が回らない
連絡や手続きができない
そして
こんな気持ちが湧いてくる。
「私が弱いから」![]()
「私が頑張らないと」![]()
「迷惑をかけたくない」![]()
でも
ここをはっきり言いますね。
あなたの
“もしも”の時の
仕組みを作ることが
いちばんの優しさです。
その仕組みつくりとは?
代わりの手を確保する
(入口は地域包括や社協)
介護の“代わりの手”は
家族だけではありません![]()
デイサービス
訪問介護
訪問看護
配食サービス
見守り
ショートステイ
「まだ介護保険を使うほどじゃない」と
感じる時でも
相談しておくことで
道がつながります。
困った時にゼロから探すと
心が折れやすい。
だからこそ
元気なうちに“入口”だけ作るんです。
引き継ぎメモは
A4一枚でいい
完璧な資料はいりません。
A4一枚で十分です。
引き継ぎメモ
親の基本情報
緊急連絡先(家族、主治医)
服薬内容(薬の場所)
生活リズム(起床・食事・排泄)
NG対応(言ってはいけない言葉、パニックになる場面)
家の鍵や貴重品の場所(ざっくりでOK)
これがあるだけで、
「急に誰かが入る」時の
混乱が減ります。
あなたの
セルフケアについて
介護は長期戦です。
“気合い”では勝てません![]()
だからこそ
最低ラインを決めます。
睡眠を削らない
食事を抜かない
通院を後回しにしない
週に半日でも「休む時間」を確保する
頑張り屋さんほど
ここを後回しにしてしまう。
でも
ここが崩れると一気に
負のループにおちいります ![]()
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介護は
「がんばり」より
「仕組み」です
介護は
愛がある人ほど
抱え込みやすい。
だからこそ必要なのは
がんばりではなく仕組みです。
代わりの手と
引き継ぎメモ。
今日できる一歩は小さくていい。
まずはメモの項目だけ書く。
地域包括支援センターや
社会福祉協議会に電話してみる。
それだけで
未来のあなたが助かります。
「私が倒れたら終わる」
そんな不安を抱えている方へ。
状況を整理し
あなたの生活に合う
支援の組み立てを一緒に考えます。
“頼る”ことは弱さではありません。



