「記憶」より「記録」 | クッキングパパのブログ

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父さんは、他の人より記憶力がいいと思う。



古くは、昭和35年のチリ沖地震津波のことを覚えている。

一歳半くらいの頃の出来事だ。

そのときどきの情景・風景が映像としてインプットされ、言葉や音声、表情、匂い、体感までもがレコードされる。



それが常に表に出ているわけではなく、何かをトリガーとして脳ミソのシワからひょいっと飛び出してくる。


親父はメモをすることが好きだった。

1日にあった出来事を、小さな手帳に一行程度書き留めるだけだが、数十年続いていた。



改めて手帳をめくって眺めると、その行間や筆圧からは、日々の出来事だけでなく、心情の揺れや体調までもがみてとれる。



今日は、おじいちゃんの誕生日

いくつかあるなか、2007年の手帳をめくりながら、泡盛で乾杯しおしゃべりが続く。


「記憶」も大事だが、「記録」することはもっと大事なことかもしれないな。


このブログも、ある意味「記録」だ。遺言状みたいなものだ。