■今日の朝日新聞の夕刊を飾った☆演歌歌手の三山ひろし君!

今年デビューから15年たった、演歌歌手の三山ひろし(43)。

NHK紅白歌合戦に9年連続出演し

演歌を聞かない人にも、その名前はすっかり定着した。

そんな三山が今、【初めて歌う世界】に挑んでいる。

大晦日の夜、三山ひろし君の歌声がホールに響く中、舞台等に並んだ120人以上がけん玉に挑んだ。

ギネス記録を掛けた【けん玉チャレンジ】は、今や紅白歌合戦の目玉の一つになった。

■普段は朝飯前で披露している技でも、あの空気感で成功させるのは難しいんですよ】10年程前にコンサートの余興として取り入れ、

練習を始めた。今は指導員の資格を持つ。【同じ技を、どんな環境で出来るかどうか。毎日の鍛練や積み重ねが大切です】。

【それは歌の道にも繋がっている】という。



■演歌への情熱を抱いたのは、子供の頃。幼い自分を救ってくれたのが演歌だったという。 

小学2年の時に両親が離婚。父と離れ、母は仕事で多忙を極めた。

多くの時間を一緒に過ごした祖母が、三橋美智也や春日八郎らによる昭和30年代以降の曲を聞かせてくれた。覚えた曲を歌うと、祖母や回りのは人々が笑顔に成った。【その時だけは寂しさを忘れられた】。その経験が歌手を目指すきっかけに成った。カラオケ大会等への出場を重ね、20代半ばで故郷の高知から上京。数年後デビューを果たした。【ビタミンボイス】と呼ばれり晴れやかな声を生かし

、豊かな自然を描いた、伸びやかな楽曲を多く歌って来た。

しかし、今年は【新たな三山ひろしの一面を見て頂きたい】と言う。最新曲の【恋…情念】では、



【あなたの胸に 咲いて枯れない花になりたい】と情感たっぷりに歌い上げる。【まっすぐで一途な女性の、綺麗な心を描いた作品。いじらしさが、涙するくらい素敵何です】。自分のイメージに合うか不安もあったが、ファンの反響は大きく、伴奏を変えたバージョンも発表する事に成った。

大阪・新歌舞伎座で今月上演される座長公演【三山ひろし特別公演】でも、テーマは【愛】にした。第一部の時代劇【男は愛嬌】では、愛を貫くために、過去を隠して飯屋を営む男性を演じる。



【何もかもが幸せに、うまいこと行くわけではない。今の年齢だからこそ理解できるお話なのかなぁ…と思います】芝居を通して耕す感性は、【歌の艶】にも繋がるという。三山ひろし君が新歌舞伎座で座長公演を仕切るのは、今年で6回目。伝統ある劇場での芝居とコンサートの二本立ての座長公演は演歌歌手にとって人気の高さを示すバロメーターだ。

【色んな人の力を貸して頂いて、全員で作っている】と三山。

まだ座長の器に達していないと言うが、表現者としての思いは初心からぶれない。

【元気出ない方も、会場に来たらまた頑張ろうと思える。そんな太陽のような照らせる存在でありたい】。


■【新歌舞伎座開場65周年記念 三山ひろし特別公演】

■2024年6月6日(金)~23日(月.祝)

迄…