私の彼は優しい。
最近は、忙しくてなかなか一緒にいられない。
今日は久しぶりに会えた。
もっと密着したいけど、なんだか恥ずかしい。
えっ?べ、別に…(キスしたいなぁなんて思ってたなんて口が裂けても言えない///)
当ててあげようか?
うーんとね…
(もう、翔くん目なんか瞑ったら…////それにしても綺麗な睫毛…)
ん?なんか言った?
う、ううん、なんにも言ってないよ。
本当に?
ねぇ。
ん?なに?
ううん。
(好きだよ、なんてやっぱり恥ずかしいな。言えない///)
ねぇ?
もっとこっちおいで?
ふふ、うん…
翔くんが小さな声でボソッと言ったのが聞こえた。
翔くん?なに?
ふふ、ううん。
なんにも言ってないよ?
そう?
うん…
翔くんはちょっと照れながらも抱きしめてくれた。
私もこうして一緒にいられるのが幸せ…
ん?
何でもない。
ねぇ…
そう言って彼はそっとキスしてくれた。