「翔くん。おはよう。」
「おはよ。」
「朝ご飯出来てるよ。」
「ご飯の前におまえ食べる。」
「もぅ、翔くん!」
「ダメ!」
朝ご飯を食べて二人でコーヒーを飲む。
その時、翔くんが私の指を見て「どうしたの?それ。」と聞いてきた。
「あ、これ?」
「うん。絆創膏。」
「えっ?!マジ?大丈夫?」
「大した事ないよ。」
「でも、絆創膏かなり貼ってない?」
親指の先を切ってしまって上手く絆創膏が、貼れずに2枚重ねて貼っていた。
「あは、大丈夫。ちょっと切っただけだから。」
私がそう言うと翔くんは私の隣に来て私の手を取った。
「頑張ったんだな。」
私がそう言うと翔くんは私の頭を軽く引き寄せておでこにキスをしてくれた。
「頑張ったご褒美(笑)」
翔くんは自分のした事が恥ずかしかったのか少し照れて私から視線を逸らした。
「翔くんのためなら頑張っちゃうよ。」
私はちょっと照れた翔くんの肩にそっと寄り添った。
こんな幸せな時間が私にとっては大切。
ずっと続けばいいな。
「この時間がずっと続けばいいのにな。」
私たちは同じ気持ちみたい。
本当にずっとずっと続けばいいな。
※朝からの妄想。最後まで読んでいただきありがとうございます♡