尊敬の念と隙。
尊敬の念とともにある信頼。
この信頼感から隙が生まれるんだろうか。
そんなつもりはないのだが、
相手にはそう見えてしまっていたのかもしれない。悪いのは私?
たしかに、信頼できる好きな上司。
会った瞬間に顔は綻ぶし、ほっとする。
久しぶりに他愛のない話をして、
仕事をがんばる源にできたらっていう思いからの席だった。
会った瞬間に、元気だったか、と頭をなでられ、きゅんとした。
それ以上望むとかいうわけなしに。
そしてごはんの席。
スマホになっていたことにちょっかいを出したら、手を触られた。
ただの遊び心だと思った。
でもきっとそうじゃなかった。
2軒目へ。
手をつないだ。
隣に座って、頭をなでて慰められた。
相談を聞いてくれるのは嬉しかったが、危ないって思い始めた。
でももう遅かった。
キスした。
誘われた。
でもそこは断った。
運よく?本当にできなかった。
最後までキスをしながらお別れ。
わたしの心の弱さに付け込まれた。
いや、きちんと断れなかったわたしが悪い。頼って流されてしまうわたしが悪い。
男の人ってどこで判断して、
普通を超えてくるんだろう。
明々後日は公式な飲み会だから、
手を出してくるおじさま上司から守ってもらうのだけど、そこは頼りにしてても、その後が不安。
また飲みに誘われたらどうしよう。
失いたくない、大切な人なの。
嫌われたくない。
飲みに行っても、そういう関係はごめんなさいしなきゃ。
それでわたしを嫌うような人じゃないってわかってる、うん。
とりあえずは明々後日。
会えるのはとっても嬉しいので、
楽しんでこよう。