僧帽弁閉鎖不全症の手術してから1カ月経過。

あの手術と入院の6日間があまりにも非日常的過ぎて、この1カ月が早いのか遅いのか

分からなく不思議な感覚です。

 

 

 

小麦は元気にしてます。

 

家に帰ったら玄関の靴がリビングに転がっていて 見守りカメラで見たらね…

 

 

      (4月29日 術後13日)

 

 

こんなイタズラも久しぶり。

 

今まで寝ている時間が長かったのは年のせいと思っていたけど心臓悪くて怠かったのかな。

 

 

術後1カ月間は お家で安静のミッション

 

 

 

 

お散歩行けなくて、つまらないのは私も同じ。

 

でも 「つまらない 退屈」と感じること

大きな心配事や辛いことがあったら そんな風には思えない。

つまらないと 思える普通の日々に感謝です。

 

 

そして昨日の5月17日 

術後1カ月検診、行って来ました。

小麦の命を救ってくださったJASMINEどうぶつ総合医療センター

 

 

 

9時半予約で 退院後の様子をお話しした後

色々な検査の為40分間位預けました。

 

術後経過はとっても順調。

血栓予防のお薬をあと2カ月のんだら、合併症の心配も完全になくなり一段落。

 

 

 

血液検査

 

 

2か所 基準値より外れているけど 特に問題なし

 

 

レントゲン検査

 

 

 

 

右 3月19日(初診時)  左 5月17日(術後1カ月)

中央のタマゴみたいな形が心臓です。

拡大倍率が違うので単純に比較できないけれど 負荷がかかり肥大していた心臓は小さくなってます。

 

 

心電図検査 不整脈なし

 

体重 3.64Kg

    今の状態はまだ痩せているので 術前の3.8Kg位がベスト体重だそう。

 

 

 

 

心臓エコー検査

 

 

手術した僧帽弁はしっかり閉じる様になりました。

若干の血液逆流はあるけれど、心臓のお薬飲む必要なし。

 

3年間近く朝晩欠かさずのんでいた ピモベハート

ありがとうー   さよーならー

 

 

 

僧帽弁閉鎖不全が重症の場合、人間だと金属製の人工弁に置き換える手術が主流です。

動物医療はそこまで追いついておらず僧帽弁を正しい位置に人工糸で修復するところまでです。

 

変性した弁はそのままなので、手術しても決して完治した状態ではなく

時間経過とともに 少しずつゆっくり再発していく可能性は今後あるそうです。

 

 

小さな不安はこの先も生きている限りずっと続くけれど、今を楽しんで今を生きよう。

 

 

お散歩もようやく解禁となりました。

 

記念すべき初散歩の場所は

1カ月前 心が折れそうになりながら見つめた病院奥の小さな森。

 

 

 

希望の丘と勝手に命名し 絶対元気になって一緒に行こうと決めていた。

 

ささやかな夢が一つ叶いました。

 

 

 

 

 

軽快な足取りで、緩やかな坂道を上った先は

 

 

 

 

突然目の前に広がる風情あふれる美しい景色

 

青空に向かって高く真っ直ぐキリリと伸びる精悍な竹林

 

風に吹かれて 微かにサワサワと笹鳴りが聞こえ

柔らかな木漏れ日の中

 

目の前の可愛いしっぽが楽しそうに左右にゆらゆら揺れる。

 

この愛おしい時間は小麦からのプレゼント。

ずっとずっと忘れない。

 

私の側にいてくれてありがとう!

 

 

 

この瞬間 病気と闘っている子とご家族の皆様

穏やかな 優しい時間がゆっくりゆっくり続きます様にお祈りいたします。

 

 

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