クソォ…オオスズメバチといい俺様をなめやがって!!




ミヤマ『ここはお前が来るような所じゃない! 怪我したくなきゃ帰れ!!』




コラコラコラ!! 貴様この俺様を誰だと思ってんだ!!




泣く子も黙る昆虫界最強のオオカマキリ様だぞ!!





シャキ~ン!!




鎌を振りかぶった!




ミヤマ『な~にが昆虫界最強だよ(笑) そんな柔な武器では森の中では通じねぇよ(笑)』




柔な武器だとコラ~!!




よ~し、勝負してやるよクワガタ野郎!!




ミヤマ『ケッ! 興味ねぇよ(笑)』




興味ねぇだぁ?! この野郎!!




ミヤマ『相手がカブトムシだったら話は別だけどね(笑)』




俺様をなめやがって…




弱い者イジメはしないとでも言いたいのかよ?!




ミヤマ『そうじゃねぇよ…お前には恨みも無いし

カブトムシだったらいつも美味しい所を持って行かれる復讐もあるしな☆』




カブトムシって…そんなに強いのか?




ミヤマ『強いなんてモンじゃねぇよ!! 俺だって一度も勝った事ないしな…』




クッ…




ミヤマ『ん?! どうしちゃったのかな? ビビっちゃったかな?(笑)』




お、俺様がビビる訳ないだろ?(笑)




ミヤマ『じゃあ案内してやるから喧嘩売りに行くか?!』




も、勿論行ってやるよ!!




行くぞハラビロ!!




気付いた時にはハラビロカマキリの姿は既に無かった…




もう、とっくに逃げ出していたのだった(笑)




あのヘタレカマキリがいつの間に…




ミヤマ『何だ? 仲間が居たのか? 逃げ出すなんてお友達は賢いな(笑)』




あんなハラビロ野郎と俺様を一緒にするな!




いいから案内しろ!!




そうしてカブトムシがいる場所へ向かう事になった…






つづく