１２月は　１年の最後の月ということもあって　どこか感傷的になるのかもしれない。

お天気の良かった昨日は

このところ互いのスケジュールがなかなか会わず　出かけることができなかった幼馴染のヨーコと

今週末に開かれる知人のパーティーに来ていく服を買うために

朝から表参道や裏原宿のお店を巡っていた。

街は　すっかりクリスマスムードが充満している。

いいかげん歩いて　お腹も減ってきたので　表参道の少し外れにあったお店でランチを取ることにした。

互いの近況を話しながら　そこのオリジナルのクラフトビールを呑む。

至福の時間だ。

美味しそうに煙草を燻らすヨーコをしみじみと見た。

彼女には　もう２０年以上　私の本音すべてをさらけ出してきた。

姉妹…というか　もっと深い同志のような存在だから　そんなヨーコの傍で呑めるのは

いつもながら心の底からホッとする。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(￣　￣)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【今日も　胸のうちを思いっきり吐き出そう】

彼女がすごいのは　私の言うそれが　たとえ社会の基準から遠くかけ離れていても

どんな発想をしても　

何を言っても　まったく驚かないところだ。

一般論を持ち出さない。

エロでも政治でも宗教論でも　どんとこい状態で受け止めてくれる。　笑

いつもうなずきながらニッコリと微笑んで・・・（＾＾）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから私は昨日も　いっぱいいっぱい話した。

子どもたちと過ごす時間から受ける気付き。

今年一年を通した　我楽多探しのあれこれ。

大好きな先生とのこと。

そして　そんななか　今

漠然と　浮かんでいる・・・

自分時間の後半を費やす夢のアウトライン。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(￣　￣)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「わたしね・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お母さんになりたいんだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛情に恵まれない子どもたちのお母さんに　　笑」

(￣ー￣)
「ｗｗｗ

いつか言うと思った　　笑」

このことを　口に出したのは初めてだった。

自分の心を吐き出しているなか　するりと飛び出た言葉に自分自身が一番びっくりしたけど

同時に『言葉』にしてしまったことで　

『言霊』になって私の中にハッキリとした覚悟が生まれた。

(￣ー￣)

「いいじゃん。

じつは私もね。

人生の後半考えてたら　そういう生き方したいなと思ってて・・・

今　考えていたところなんだ。

　　　　　　　　　　　目指そうか・・・２人で　　　笑」

驚いた。

でも・・・よくよく考えれば

ヨーコは昔から　弱い生き物の味方だった。

捨て猫を保護したり

貰い手のない鳥をもらって来たり。

そして　じつは仕事も数年前から　私の勧めもあって子ども関係の仕事をしていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　無敵だ・・・。(￣　￣)

そう思った　　笑

振り返ってみると

今までの私は　仕事に追われるがまま生きていたようなところがあった。

仕事さえ　ちゃんとしてたらいい・・・って。

心にある恋愛でつくった傷跡が　もう『愛』ってものに夢とか希望を持たせなかった。　

その心の質量を埋めようと　余計　仕事に向かわせていたんだと思う。

何より息子が傍に居たから　それだけで満足だったし

実際問題として　『生活すること』で　

現実世界に自分を落とし込んでいくだけで精いっぱい・・・。

そんなだから　いつまでたっても息子が巣立った後の　自分の未来に対して夢は描けず

もう　その惰性で後半の人生をクリアできればいいかっ(・・。)ゞとさえ　思っていた。

そんななか・・・

日々ね。

純真な目をして　私に正面から　

「もっともっと愛してよ！もっともっと愛させてよ！ヾ(＠°▽°＠)ﾉo(^▽^)o( ´艸｀)」って

愛することや愛される喜びを体ごと表現してくる子どもたちが

いつも何かを問いかけてきてたんだ。

そして

先生との出会いによって　

自分の中に封印していた異性を愛しいと思える感情の扉がこじ開けられた。

少しずつだけど　ここにきて本当の自分らしさが蘇ってきている気がするんだな。

仕事に逃げていた私が　『愛』に逃げなくなった。

もはや

生き物にとって『愛』こそが一番大事なのではないだろうか・・・とすら思う。

　

　　　　　　　　　　　　　　　だって　生きる力の大元・・・命を繋げるための基礎だもん。

　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんなふうに思ったら・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芋づる式にいろんな『愛』が見えてきたんだ。

傷ついてしぼんた私の愛を支えていたのは息子の愛。

そして愛すること愛されることの意味を　子どもたちの愛が教えてくれて

ゆっくりと回復しだした私の愛に　先生が再び大きなエネルギーをくれた。

膨らみだしたこの愛を　ヨーコは感じ取ってくれていて・・・

そうやって　今　私の中は　いろんな人たちから受けた愛情という熱量が

いっぱい満たされてる。

だから　放出したいんだな。

次はそれを　愛に恵まれない子に渡したいと思うのは・・・。　

熱量保存の法則だね　　笑

愛情という熱が　静かにゆっくりと　私とその周りに広がり伝わっていくのを感じてる・・・。

私をとりまくすべての出会いに感謝の気持ちで　いっぱいなんだな。
街に充満するクリスマスの熱まで伝わって　よりいっそう心が震える・・・。　

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