しばらく更新が滞っていましたが


決して怠惰になっていたわけではあありま・・・・


今夜も残業、サービス残業


取引先だけじゃなくて会社にもサービスせんといかんのかい


タクシー拾って家についてお風呂に入ってようやく寝られるところです


虚しい


入社3週目にしてすでに3人ものリクルート達が逃走


彼らに非はない


最近の若者は我慢が足りん!!


と思われようが


彼らに非はない


悪いのは会社組織だ


彼らにはもっと良い職場を見つけてもらいたい



私→   25歳、社会人

      休日は専ら家に篭もるインドア派

      芸術鑑賞が好き

      突然思い立って海外旅行に出ることもある

      ここ数年は緩やかにドイツ語勉強中


ドイチュ→26歳、大学生

      ドイツ在住

      スポーツ万能超アウトドア派

      日本語を勉強し始めて5年、好きな言葉は「せっぷっくぅ~」「はらきり~」「過労死」



時差8時間(サマータイム中は7時間)、連絡を取るのはなかなか難しい。


平日は仕事から帰って来てから仮眠を取り、夜明けに起きてスカイプ、という日が多い。


連絡の取れない日はメール。


休日は好きなだけスカイプ。


年に1、2回はドイツ、日本またはどこかの国で落ち合う。


去年は仕事の都合でドイツに行けなかったけど


今年の夏は何が何でも行く予定。




社会人2年目。


一昨年、突発的に現れた超売り手市場の波に上手く乗った組です。


仕事でストレスが溜まると「もうこんな仕事辞めてやる、転職転職プンプン!!


と考えるところまではいくのだけど


現状を考えるとなかなか難しいですね。


仕事で英語を使うのですが


話す機会なんて殆どないです。


もっと英語を使える職に就きたい、と思うけど日本には私など足元にも及ばない、英語をバリバリに使いこなす方々が五万といらっしゃいます。


そういう現状を目の当たりにして


闘争心が湧けばいいのだけど


モチベーションは一向に上がらず。


ドイチュにも、今の英語不自然むっ、発音変よ耳、と指摘される始末。


今の仕事は専門用語を知っていれば大丈夫という程度。


それでも日々勉強は必要で、


たまにとんでもないミスをやらかすと


物凄い勢いでどやされます。



未だに慣れないのが


同業者や取引先との電話。


基本的に喧嘩腰なのがルールのようです叫び


今日もある上司が電話で


「はぁ?おっ宅ホンマに頭悪いなぁ~むかっ


ガシャッ電話


と言う具合に怒り狂っておりました。


私の場合、怒りがこみ上げてきたところで


性格的、キャリア的に考えて


相手に噛み付くのは無理です。


我慢、我慢



それでも、職場の人間関係が良好なのは本当に有難いことだと思う。





仕事から帰るとドイチュ(彼女)から荷物が届いていた


イースターに因んだプレゼントである


先に述べておくと


ドイチュは手先が非常に不器用である


故に字がめちゃくちゃ汚い


彼女が初めて私に荷物を送った時、おそらく郵便局員は住所が読めなかったのだろう


私の手に届くまで実に二ヶ月強もの月日を要したのである


荷物には必ず長い手紙が同封されている


がしかし、あまりの字の汚さに最初から最後まで読解に成功したことはまだ一度もない


最初こそ驚いた(心配した)ものの、欧米人には珍しいことではないらしい


日本人の書くローマ字が綺麗過ぎるのである


いつものようにドイチュの難解な手紙を読み勧める


段落の最初と最後を全力で読解にかかれば、読めない字はあれどおおよその意味はつかめるのである


しかし


今回の手紙はいつに増してハードルが高い


ある段落で躓いてしまった


"i thought it would be a funny idea. but if you don't want to, you don't need to."


何だ、


ドイチュが送ったイースターエッグペイントセットなるもの使っていったい私は何をすればいいのだ


段落を読み返してみるも


仕事で疲れた私の頭は動いてくれない



Wer nicht wagt, der nicht gewinnt.-du


私はドイチュの字が好きだ



手紙の内容については後で聞いてみよう・・・



2005年9月8日


彼女とアユタヤへ行くことになっている


ホテルまで彼女が迎えに来て、取り合えず彼女が宿泊しているホテルに予約を入れ、荷物を預けてから出発


あいにくの曇り空


湿気を含んだ重たい空気が嫌と言うほど身体全体にまとわり付いてくる


それでも、タイ料理の匂い、すれ違い様に聞こえてくる異国の言葉、街の佇まい


そして目の前にいらっしゃる未だ正体の掴みきれていないドイツ人


私の気持ちを昂揚させるには十分である


この日一日でお互いがいったい何者なのかおぼろげながらも把握することができたのだが


私達は趣味嗜好において大きな違いがある事に気付かずにはいられなかったのである



1. 音楽


彼女がiPodを所持しているのを発見した私は、少しだけ聞かせてもらうことにした


-イヤホン装着-


深く悩みながら選曲している様子


唐突に爆音が流れ始めた


(え?)


誰かが何がしかを絶叫している


全力で耳を傾けてみる


"AAAAaaaaaaa I dance on your grave."
(お前の墓の上で踊ってやんよ!! うひぃぃ)


こ、これは!!いわゆるヘヴィメタルといわれるものではないだろうか!?


彼女「どう?」


私「か、かっこいいね。私こういうの大好きヨ~ラブラブあせる


彼女「本当?嬉しい~ドキドキ よく聞くの?」


私「え?う、うん、たまに。」


だがここで、実はヘヴィメタルというものについて何も知らなかったと言うことを白状しておきたい


そしてEnyaが大好きであるということも白状しておきたい



2. 映画


私「ドイツの映画で"ラン・ローラ・ラン(lola rennt)"ってあるでしょ?赤毛の子が出てるやつ。」


彼女「あ~あれね。まだ観たこと無いの。たまにテレビでやってるけど。何?映画好きなの?」


私「うん。」


彼女「私も!!!」


私「どんな感じのが好き?」


彼女「ジョーズシリーズでしょ。それからダイハード・・・ターミネーター、それに戦争映画。基本的に激しい感じの映画が好き。」


まずい、私はヒューマンドラマ的映画の愛好家であり、アクション映画には全くと言っていい程精通していないのである


彼女「あなたは?」


非常にまずい。何かヒューマンドラマチックであり尚且つアクションの要素を大いに兼ね備えている映画を見つけなくては・・・


いや待て、どうして彼女に話を合わせなきゃいけないんだ。


"自分の意見はハッキリと。言葉を濁してニヤニヤ笑うのはとっても失礼。"


確かジュリ子(教授)がそう熱弁していたような


結果、、、


私「レオンが好きです。」


映画と音楽、この二つ以外にも違いはいくつがあったのだが、長くなりそうなので割愛しておきたい





続く