悲哀のあるところ聖地がある 「悲哀のあるところ聖地がある。」 いつか人々がこの言葉の意味を解するときもあろう。 獄中にあってワイルドは「悲哀」のなんであるかを知った。 「悲哀」という感情は なによりも敏感だ。 「愛のほか」どんな手が触れても血が噴き出す。 「傷痕」だと知った、しかしそれは「聖地」でもある。 「悲哀」のうちに、啓示があり、救いがあると いうことなのだろう。