家からペットショップまでは、バスを乗り継いで1時間半程かかります。
ですが、この小鳥の成長の著しい時期、少しでも多くスピネルの成長を見たいと思った私は、ペットショップの定休日以外、毎日スピネルに会いに通いました。
ペットショップさん側としては迷惑だったかもしれませんが、知ったこっちゃありません(笑)
だつて、接客してくれる訳ではないんですもの。
プラケースのヒナをテーブルに置いて、店主さん達はそれぞれ別のお仕事をしています。
私は飼育について色々質問したいことがありましたが、「お迎えするのはまだ先だ」という認識でしたので、焦って質問せずとも良かろうと、とにかくスピを見て、たまに指先で頭を撫でてみたり、時には低い位置で手のひらに乗せたりして、触れ合ったりもしました(高い位置で触れ合うと、万が一落としたりしたら大変だからです)。

毎日、ただ見るためだけに通うのが申し訳なく感じていた私は、奥様を捕まえて、「まだ与えるには早いし、まだ用意しなくても大丈夫だけど、うちではこの餌を与えてるから、買うならこれがよいですよ」と、成鳥の餌とおやつを購入しました。

ひとりで餌を食べられるようになるには、個体差はあるけれどあと2週間~ほど。
それまでにもっと文鳥について知識を増やしておきたいところです。
私は文鳥の飼育書を6冊購入しました。
本の知識が全てとは思っていませんが、知っていることと、全く知らないのとでは、なにかにつけて対応の仕方が変わると思いました。
基本が分かっていないので、、当然応用も効きません。
ましてや私は飼育初心者で、知らないことが多過ぎるのです。
しかし、購入さはた本の中身はいずれも似たようなことしか記載されておらず、文鳥の写真が多めで、本当に必要な大切なことは書かれていないのでは?という感覚な本ばかりでした。
そのことが私をいっそう焦らせ、もっと勉強しなかきゃ。もっと詳しくならなきゃ。生態だけでなく病気についても勉強しなきゃと、あちこち覗いては、何も頭に残らない…というような状況でした。


明日に続きます。