そろそろ会もお開きになろうかという頃、
カジさんの携帯が鳴った
カジさんは携帯を見るとすぐにポケットにしまった。
「職場?」
愛梨がカジさんにそう聞くと
代わりにタカが言った
「オンナだろ。」
え・・・?
オンナ・・・?
カジさんは苦笑いをしながら「うるさい」と小さい声で言った。
カジさん・・・
カノジョいるの・・・
確かにいるとかいないとか聞いてなかった。
でも愛梨とタカがその辺は話していて
いないからこそ、愛梨は私とくっつけようとしてるのかと思った
「え!?カノジョいるの?」
愛梨が驚いて大きな声で聞いた。
「カノジョっていうかね・・・」
カジさんが言いかけると
「ま、腐れ縁のような?ね。」
知ったようにタカが話し始めた。
「幼馴染なんだよな。カジは縁を切りたいらしいけど、しつこいんだって。なっ」
なんだそりゃ。
結局、カジさんがウヤムヤにしてるから、その子も連絡してくるんでしょ。
「だから新しい彼女作って、その子にあきらめさせたいんだって。なっ。」
タカは相変わらず空気を読まずに話し始めた。
女も怖いが男も怖い